コンテンツマーケティング教科書プロジェクトとは
1 従来のマーケティング手法への疑問
私たちが2015年10月に行った「デジタルマーケター調査」を見ると、今までのマーケティング手法の効果を疑う声が上がってきています。
マーケティング部門では「効果がある」とする意見が過半数であるのに対して、非マーケティング部門、特に営業部門では逆に「効果がないと思う」という声が6割近くあり、過半数を大きく超えました。現在のマーケティング担当者は、周囲のこのような目にかこまれて日々のマーケティング活動を行っているわけです。
一方で、企業のマーケティングご担当者から自社のWebメディアや広告、SNSなどのお話しをお聞きする時、「コンテンツ」という言葉を聞くことが多くなったと感じます。
例えば、「顧客に継続してお付き合いいただくには、定期的に良いコンテンツを」
「自社ブランド表現にコンテンツはとても重要」
「自社取り扱い商品を深く理解することから、コンテンツ作りは始まる」
などの声が届きます。
どの企業も「コンテンツ」を活用した新たなマーケティング手法の導入に、積極的な姿勢を見せている様子がうかがえます。
2「コンテンツマーケティング」を真面目に考えてみる
このような動きを「コンテンツマーケティング」と呼ぶのかもしれません。ただ、この「コンテンツマーケティング」という言葉、最近はややバズワード化しているのも事実です。
そこで遅ればせながら「コンテンツマーケティング」を私たちの視点で真面目に考えてみようと思い、「コンテンツマーケティングの教科書」プロジェクトを立ち上げました。
3「コンテンツマーケティングの教科書」プロジェクトとは
「コンテンツマーケティング」というと、何を想像されるでしょう。一般的には「広告」、それとも「SEO」でしょうか。もちろん、そういった要素は含まれるでしょうが、「それだけではない」と考えます。特に日経BPコンサルティングは、精度の高い調査をベースにした報告書や、質の高いコンテンツで構成されたカスタム出版物や、広報メディアを提供している企業コミュニケーションのプロフェッショナルです。
そんな社内の雑談から、「コンテンツマーケティングの教科書」プロジェクトは始まり2016年4月刊行の運びとなりました。
コンテンツコミュニケーション・ラボ 編著
体裁:A5、192ページ
価格:1,980円(税込み)
ISBN:978-4-864430-99-9
発行元:日経BPコンサルティング
発行日:2016/04/12
目次・内容紹介はこちら
4「教科書」プロジェクトは終わらない
私たちにとって、「コンテンツマーケティングの教科書」を出すことがゴールではありません。企業の皆様のところに取材に伺い、情報をいただき、意見交換させていただくことで、新しい「コンテンツマーケティング」の定義を作っていきたいと考えています。
それに「教科書」があるなら、「教室」があってもいいと考えます。
まだまだやるべきことはたくさんありそうです。
そこで本プロジェクトを引き継ぎ、「コンテンツマーケティング」をより推進していくための「コンテンツコミュニケーション・ラボ」を2015年12月に立ち上げました。
「コンテンツマーケティング」に関する皆さまの様々な問題解決、
今後は私たちがご提案します。
日経BPコンサルティングの今後の取り組みにご期待ください!
「コンテンツマーケティングの教科書」
プロジェクト概要
書籍「コンテンツマーケティングの教科書」を刊行!(2016年4月発行)
“売れる秘訣”はコンテンツにある!
読まれるコンテンツはどう作る? 「ペルソナ」は必要なのか?
制作体制はどうすればいい? 効果測定はできるのか?
ーー答えは、本書の中にあります。
当「コンテンツマーケティングの教科書」サイトで最新動向を発信中!
本プロジェクトに伴い、弊社の調査部門を活用し、全国のマーケター、営業担当などを対象に、企業におけるデジタルマーケティング、コンテンツマーケティングへの取り組み状況を明らかにする目的で、アンケート調査を行いました。その調査結果や、有識者への取材、欧米と日本のマーケティング事情の違いなど様々な切り口で、みなさまに役立つ情報を提供していきます。
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