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失敗から学ぶコンテンツ作りのコツ

  • 効果的なコンテンツを作ってみよう(第1回)

  • 2017.10.30

実際にコンテンツの制作を始めると、品質、体制、スケジュールなど様々な課題が生じます。コンテンツ作りの際に陥りやすい失敗例と防止策を紹介します。

こんなやり方では失敗する

 コンテンツ作りにおいては、企画、取材依頼、執筆、編集、デザインなど、様々なタスクを上手にこなさなければなりません。

 しかもコンテンツマーケティングの考え方にのっとって、効果的なコンテンツを作り続けなければ意味がありません。

 ここではWebサイトのコンテンツ制作のシーンを例にあげて、「こんなやり方では失敗する」という取り組み方とその防止策を紹介します。

読者不在 ─ 誰も読まないコンテンツ

<シーン1>

 「これからは当社もコンテンツを積極的に作ろう」。経営層からコンテンツ制作担当に指名され、営業企画部の南野さんは張り切っています。

 まずは、てこ入れが必要なA製品のWebページとリーフレットを作るため、A製品の技術担当者に連絡し、製品のセールスポイントについての原稿を依頼しました。忙しいといいつつ引き受けてくれた技術担当者から、南野さんは1週間後に原稿をもらう約束を取りつけました。

 1週間後、技術担当者から原稿が上がってきました。

 南野さんは入社5年目で、自社製品のことはかなり理解しています。しかし原稿には専門用語がずらりと並び、ほとんど意味不明。文字数を指定せずに頼んだため、ワード形式で10ページもあります。ある機能が飛躍的に向上したと書いてあるようですが、途中で読むのが嫌になってしまいました。

 執筆を依頼した技術担当者はベテラン社員で、南野さんが指示できるような関係ではありません。この原稿をどうすればよいものか、南野さんは途方に暮れてしまいました……。

3カ月で息切れ─コンテンツが続かない

<シーン2>

 「Webサイトのリニューアルを機に、顧客が注目する分野のテーマサイトを作ろう」。Web担当者の池上さんはCMS(コンテンツ管理システム)を導入し、社員が自分たちでコンテンツをアップできる仕組みを整えました。

 社内で顔が広い池上さんは、全国の営業所など様々な部署の知り合いに声を掛け、充実したWebサイトにしようと張り切っています。「お客さんの役に立ちそうなネタはないですか?」。メールや電話で各所から情報を集めて、自分で原稿を書きました。努力が実り、テーマサイト公開時には多くの記事をアップすることができ、イントラネットでも大々的に告知。ますますやる気の出た池上さんは、毎週記事を更新していきました。

 3カ月後。3日後に迫ったサイト更新に向けて、池上さんは焦っていました。作りためていたコンテンツはすべて公開してしまい、新たなネタが必要です。これまで協力してくれた社内の知り合いに連絡しましたが、「今すごく忙しいんだ。悪いけど今回はパス」「そんなにいつも新しいネタはないよ」とつれない返事。せっぱつまった池上さんは、いざとなったらネットニュースの記事をコピペしようと考え始めました……。

 コンテンツ制作の際は、<シーン1>や<シーン2>のような失敗に陥らないよう、最初の体制作りや進め方に注意しましょう。

コンテンツ作りの課題と防止策
コンテンツ作りの課題と防止策

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