公開がゴールではない、継続して質と量の向上を

効果的なコンテンツを作ってみよう(第6回)

公開がゴールではない、継続して質と量の向上を

コンテンツマーケティングはコンテンツを公開して終わりではありません。常に読者の反応を見ながら、質の高いコンテンツを多く提供できる取り組みを続けましょう。

まずは半年継続することを目標に

 コンテンツマーケティングに取り組んでも、結果が出るまでには時間が掛かります。最初のうち読者の反応が少なかったりアクセス数が伸びなかったりすると、「本当に効果があるのだろうか」と不安に思うかもしれませんが、まずは半年間コンテンツを作り続けてみましょう。

 読者の反応はコンテンツの質や量に比例します。効果が見込めるようになるには、コンテンツ数が20〜30本程度必要といわれます。1カ月に3〜4本コンテンツをアップしていれば、半年も経たないうちに効果が表れるかもしれません。

 それでもアクセス数が伸びないときは、コンテンツの内容を見直します。読者にとって役立つ情報なのか、読みやすい文章・デザインか、ターゲットに合わせてタイミングよく提供しているかなどをチェックしましょう。

解析結果を基にコンテンツの質を高める

 Webサイトではページビュー(PV)、ユニークユーザー(UU)、滞在時間、流入元などを測定しています。これらのアクセス解析結果を基に、顧客が求めるコンテンツを考えてみましょう。

 PVの多いコンテンツ、コンバージョン(Webサイトの訪問者数のうち、問い合わせや購買などの成果に結びついた割合)の高いコンテンツに注目します。

 ただ、PVが少なくても問い合わせ数が多いものは購入につながる可能性が高いといえます。BtoBでは、PVだけでは成果が判断できないこともあります。

コンテンツ分類で自社の強みや顧客ニーズを分析

 読者の反応がよかったコンテンツを調べるには、コンテンツを内容で分類します。まずはテーマで分類するとよいでしょう。専門的な内容か一般的な内容か、感情に訴えるものか論理的なものかなどの分類方法もあります。

 コンテンツの本数が増えてきたら、製品や業務内容ごとに細かく分類してみましょう。よく読まれるのはどんなコンテンツか分析することで、自社の強みや顧客のニーズが見えてきます。

コンテンツをテーマで分類する
コンテンツをテーマで分類する

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