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自分の会社、“続くのが厳しい”と25%

  • 文=雨宮健人
  • 2018年10月23日
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自分の会社、“続くのが厳しい”と25%

「会社がどれだけ続いているか」はどれだけ社会に必要とされてきたか、という証左であり、一種のプレゼンスといえる。社員は自分の会社に対し、どれぐらい「続く」と予想しているのだろうか。 
勤務先に対し、どのように考えているかを聞いた。調査は日経BPコンサルティングのシンクタンク・周年事業ラボが行った(2017年7月実施)。

半数以上が「10年以上続くと思う」

勤務先がこの先どれくらい続くか。「5年続くのは厳しいと思う」「10年続くのは厳しいと思う」「10年以上続くと思う」「なくなることが想像できない」の中から選んでもらった。最も回答比率が高かったのは「10年以上続くと思う」の54.9%となった。これに「なくなることが想像できない」が19.9%、差がなく「10年続くのは厳しいと思う」が19.0%で続いた。「5年続くのは厳しいと思う」という厳しい意見は、7.3%となった(図1)。

図1 勤務先はどれくらい続くか(SA)
勤務先はどれくらい続くか

ところがこれを創業年数別に見てみると、自社に対する継続予想は大きく異なる結果となる。最も比率が高かった「10年以上続くと思う」に関しては、創業年数の長い順に選択比率が高かった(図2)。

図2 10年以上続くと思う(創業年数別、SA)
10年以上続くと思う

一方「なくなることが想像できない」と答えたのは創業年数が長い100年企業とともに、創業5年未満の若い企業が高いスコアを獲得した。トップスリーは5年未満(25.6%)、100年未満(24.1%)、100年以上(22.3%)の順となった。(図3)。

図3 なくなることが想像できない(創業年数別、SA)
なくなることが想像できない

「なくなることが想像できない」とほぼ同スコアの「10年続くのは厳しいと思う」(図4)、さらに「5年続くのは厳しいと思う」(図5)を見ると、創業年数との相関関係ははっきり出た。それぞれスコアの高い5年未満の企業と100年以上の企業とでは10ポイント以上の差がついた。

また、5年未満の企業を例に取ると、「5年続くのは厳しいと思う」が12.8%、「10年続くのは厳しいと思う」が23.1%でほぼ2倍。他の創業年数の企業についても同じことがいえる。

図4 10年続くのは厳しいと思う(創業年数別、SA)
10年続くのは厳しいと思う

 
図5 5年続くのは厳しいと思う(創業年数別、SA)
5年続くのは厳しいと思う

25%が「続くのが厳しい」という意見。どう見るか

全体の回答では「10年以上続く」が過半数を獲得したものの、「10年続くのは厳しい」「5年続くのは厳しい」という否定的な意見が25%あった。10年未満の企業では実に26.7%が、さらに100年以上の企業でも11.5%と10社中1社の割合で「10年続くのは厳しい」と評価している。
長く続いている企業は、これからも長く続くと考える傾向は出ている。しかし、それ相応の割合で“危機感”を持っているのもうかがえる。「今まで長く続いてきたのだからこれからもずっと続いていくだろう」という考えは、いまや通用しにくい状況になっているのだ。

本調査のExcelデータダウンロード

以下のリンクから、簡単な情報登録だけでExcelデータをダウンロードできます。

本調査について

日経BPコンサルティングのアンケートシステムAIDAにて、同社モニター2135人を対象に2017年7月に調査

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  • 2018年10月23日
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