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組織は最適?改善の余地あり?いやいや機能していない?

  • 文=雨宮健人
  • 2018年04月24日
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組織は最適?改善の余地あり?いやいや機能していない?

あなたは自分の会社の組織について現状、どんな感想をお持ちだろうか。組織が最適化されていれば“強い企業”であるはずだ。今回は、「最適化され機能している」「まあまあ」「改善の余地がある」「機能していない」のなかからいずれかを選んでもらった。創業からの年数での違いにも着目したい。調査は日経BPコンサルティングのシンクタンク・周年事業ラボが行った(2017年7月実施)。

7割弱が組織に対しネガティブ志向

勤務先の組織の現状についてどう思っているか。最も回答比率が高かったのは「改善の余地がある」の52.9%と、半数以上が選択した。一方、「最適化され機能している」との回答はわずか4.6%にとどまった。この比率は「機能していない」という回答の13.3%よりも低い。どちらかというと組織に対し、ネガティブな印象となる「改善の余地がある」と「機能していない」の合計が、全体の7割弱に上る結果となった。

図1 勤務先の組織の現状についてどう思うか(SA)

勤務先の組織の現状についてどう思うか(SA)

これを創業年数別に見てみよう。図2によると、「最適化され機能している」と回答したのは、創業5年未満の企業が最も高く9.9%。10年未満の企業が6.7%と続いた。100年以上の企業は2.0%と最も低いのを見ると、若い企業のほうが組織に対する機能性を認める傾向が指摘できる。

「まあまあ」と回答した比率が最も低いのが、40年以上70年未満の企業。このゾーンの企業は、「改善の余地がある」との回答では60.2%で最も比率が高い。100年以上の企業も59.7%と2番目に高く、5年未満の企業とは20ポイント以上差がついている事実からも、創業年数が長い企業が「改善の余地がある」と考える傾向にあった。

図2 最適化され機能している(創業年数別、SA)

図2 最適化され機能している(創業年数別、SA)

図3 まあまあ(創業年数別、SA)

図3 まあまあ(創業年数別、SA)

図4 改善の余地がある(創業年数別、SA)

図4 改善の余地がある(創業年数別、SA)

組織が機能していないのは5年未満の企業

自社の組織に対し、「機能していない」という手厳しい評価を下したのは5年未満の企業だ。19.8%と約2割が選択した。最も割合が低かったのは、40年未満の企業で10.9%。続いて100年以上の企業が12.1%、70年以上の企業12.4%となり、全体的に長生き企業は「組織が機能していない」とまでは考えない傾向が見て取れる。

図5 機能していない(創業年数別、SA)

図5 機能していない(創業年数別、SA)

若い企業の組織に対する両極端な評価

今回の調査結果では、創業5年未満の企業が自社組織に対して「最適化され機能している」と「機能していない」という、とがった回答で最も比率が高くなった。若い企業の従業員の評価が「すごくいい組織」「まったくダメな組織」の両極端に振れやすい傾向が、長生き企業よりある可能性が見て取れる。

100年以上の企業が「改善の余地あり」と、課題感をそれなりに持つ一方で、「最適とは言えず」とも「機能せず」ではないという、組織に対してそれなりに“熟成”した目線を持っているのも同時に言及できるだろう。

本調査のExcelデータダウンロード

以下のリンクから、簡単な情報登録だけでExcelデータをダウンロードできます。

本調査について

日経BPコンサルティングのアンケートシステムAIDAにて、同社モニター2135人を対象に2017年7月に調査

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  • 2018年04月24日
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