25周年ロゴについて
25年間にわたる「成長」と「信頼」の積み重ねを象徴し、ロゴデザインには「二十五」を縦に積み重ねる構成を採用。四半世紀にわたる歴史と、これからも続くさらなる発展を表現しました。シンプルかつ力強いデザインには、ブランド・ジャパンが築いてきた変わらない「ものさし」と、「未来への前進」、そしてご支援頂いた皆さまとの「つながり」の意味を込めました。これまで培ってきた信頼を視覚化するとともに、未来に向けたさらなる飛躍の決意を示しています。
発行25周年のごあいさつ
平素より温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。この度、ブランド・ジャパンプロジェクトは、25周年を迎えることができました。これもひとえに、皆様のご愛顧とご協力のおかげと、心より感謝申し上げます。
プロジェクト開始当初から、築いてきた信頼を糧に、これからもさらなる成長を目指して邁進してまいります。
多くの方々とつながるきっかけとなった大切なプロジェクトですが、25年を経て、また新たな一歩を踏み出す所存です。今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
日経BPコンサルティング ブランド・ジャパン企画委員会
過去のブランドランキング
当時の出来事と共に上位10ブランドの変遷を振り返る
※企業名をクリックするとその企業名がハイライト表示されることでランキング推移を追うことができます。
2002
主な出来事
- FIFAワールドカップ日本韓国共同開催
2003
主な出来事
- 六本木ヒルズ開業
- 小惑星探査機「はやぶさ」打ち上げ
2004
主な出来事
- 紙幣のデザイン変更
- 「ニンテンドーDS」と「プレイステーション・ポータブル」発売
- 米国でFacebook社が設立
2005
主な出来事
- 「愛・地球博」愛知県で開催
- 「iTunesMusicStore」が日本でオープン
2006
主な出来事
- 第1回ワールド・ベースボール・クラシック開催
- トリノオリンピック開催
2007
主な出来事
- 東京マラソン初開催
- 東京ミッドタウン開業
2008
主な出来事
- 「iPhone 3G」が日本で発売開始
- リーマンショック発生
- 北京オリンピック開催
2009
主な出来事
- 裁判員制度、運用開始
- バラク・オバマ大統領就任
2010
主な出来事
- 羽田空港国際線ターミナル運用開始
- はやぶさ(探査機)が小惑星イトカワから地球へ帰還
- 根岸英一・鈴木章がノーベル化学賞を受賞
2011
主な出来事
- 地上波のテレビ放送が、デジタル方式に完全移行
- FIFA女子ワールドカップドイツ大会で、なでしこジャパンが優勝
2012
主な出来事
- 格安航空会社(LCC)が日本就航
- 東京スカイツリー開業
- ロンドンオリンピック開催
- 山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞
2013
主な出来事
- 富士山が世界文化遺産に登録
2014
主な出来事
- 小惑星探査機「はやぶさ2」打ち上げ
- ソチオリンピック開催
2015
主な出来事
- マイナンバー制度開始
- ウェアラブルデバイス「Apple Watch」が発売
2016
主な出来事
- 「ポケモンGo」がサービス開始
- 北海道新幹線が開業
- リオデジャネイロオリンピック開催
2017
主な出来事
- 「インスタ映え」が流行語に
- 「Nintendo Switch」が発売
2018
主な出来事
- 平昌オリンピック開催
- 大坂なおみが全米オープン優勝
2019
主な出来事
- 「令和」に改元
- 消費税率が10%に
- 吉野彰がノーベル化学賞を受賞
2020
主な出来事
- 新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大
- 「PlayStation 5」が発売
2021
主な出来事
- 東京オリンピック・パラリンピック開催
- 大谷翔平がメジャーリーグで活躍し、アメリカン・リーグのMVP受賞
2022
主な出来事
- FIFA W杯で日本代表が16強進出
- 「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー国際長編映画賞を受賞
2023
主な出来事
- ワールド・ベースボール・クラシックで14年ぶりに優勝
- インボイス制度開始
- 対話型AIのchatGPTが話題に
2024
主な出来事
- パリオリンピック開催
- 大谷翔平がメジャーリーグ初となる「50-50」達成
- ハローキティ誕生50周年
25周年 記念メッセージ
丸の内ブランドフォーラム代表
片平 秀貴 氏
「ブランド・ジャパン25周年」おめでとうございます!
ブランド・ジャパン25歳。感慨ひとしおです。ちょうど2000年だったでしょうか、親しくさせていただいていた日経BPの千葉昌信専務とお話をしていて「ブランド育成に携わる人にとって頼りになる、日本発のブランドの物差しが欲しいですね」ということで意気投合し、千葉さんのお力で、準備委員会を立ち上げることができました。
開発にあたって一番注意したのは、方法論の公正さと結果の安定性でした。現企画委員の豊田秀樹氏の以下の記事をご覧ください: 「ブランド・ジャパン」の理念・指数の性質 。また、実施にあたっては、対象ブランド1500個をどう決めるか、そしてその1500ブランドを一人の回答者が答える調査票にどう落とし込むか、という2つの問題に直面し大いに苦労しました。前者は大規模な純粋想起の予備調査で、後者は、当時日経BPでこの調査のリーダーだった田中章雄氏(現 ブランド総合研究所社長)の魔法のお力で解決できました。
こうしてなんとか第1回の発表にこぎつけましたが、その後25年を経て、多くのブランド関係者に信頼される「ブランド」に育ったのは、次の方々のお力添えなしにはありえません。特別顧問として毎回鋭いコメントをくださるブランド論の世界的権威、デビッド・アーカー氏、アーカー氏の愛弟子で現企画委員長の阿久津聡氏、企画委員の豊田秀樹氏、桑原武夫氏、西川英彦氏の皆さんです。心から敬意を表します。ただ、ブランド・ジャパンの今があるのは、ひとえに、ブランド・ジャパンを使ってくださっている皆様のおかげです。変わらぬご愛顧に心から感謝いたします。
そして最後になりますが、吉田健一ブランド本部長をはじめ日経BPブランドコンサルティングの皆さまには、今後ますますブランド・ジャパンが発展することをお祈りしております。
株式会社 日経BPコンサルティング
ブランド・ジャパン プロジェクトマネージャー
石原 和仁
2025年、日経BPコンサルティングが発行する「ブランド・ジャパン」が25周年を迎えるにあたり、これまでの道のりと感謝の気持ちを込めて振り返ります。これまで、ブランド・ジャパンは日本国内で使用されるブランドに関する重要な指標を提供し、企業のブランド価値を測る上で欠かせない存在となりました。まず、お客様をはじめとして、販売代理店のみなさま、制作に携わっていただいた企画委員会のみなさまに長年にわたるご支援に感謝申し上げます。一般生活者とビジネスパーソンによるブランド評価を基にしたこのデータは、企業のブランド戦略にとって非常に価値のある情報源となり、多くの企業様がこのランキングをもとにブランドの強化に取り組んでいらっしゃいます。競合他社との比較やブランドの成長の推移を分析するなど、積極的に活用していただいています。
ブランド・ジャパンの意義は、単にランキングを発表することにとどまらず、消費者と企業の間に信頼関係を築く手助けをすることにあります。信頼性と透明性の高い調査結果は、企業の活動に対する社会的な評価を形作る基盤となり、消費者やビジネスパーソンの購買行動に影響を与えています。
ブランド・ジャパンの評価は、企業の社会的責任や持続可能な成長を促進する一助となり、今後もブランドの本質的な価値を引き出すための貴重なツールであり続けます。これからも、私たちは企業と消費者の間の橋渡し役を果たし、ブランド価値を高めるための取り組みを支援していきます。
改めて、これまで支えてくださったすべてのステークホルダーに感謝し、ブランド・ジャパンが次の25年に向けてさらに進化し、ブランドの価値向上に貢献できることを楽しみにしています。