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Vol.1 書籍発行をビジネス戦略に組み込み、本業とのシナジーを実現

「医療」「保健」「福祉」「介護」などのヘルスケア分野を中心に、トータルパックプロデュース事業やメディカルサプライ事業など幅広いビジネスを展開するシップヘルスケアグループ。創業わずか15年で東京証券取引所市場第一部上場を果たすなど急成長を遂げ、医療や福祉の現場を支える「なくてはならない」存在となっている。そんな同社が2016年5月、グループとして掲げる企業理念「SHIP」を1冊の書籍にまとめた。なぜこの時期に、どのような効果を期待して出版を決意したのか、創業者であり、編著者代表の古川國久氏に話を伺った。

自由な中に1つだけある「約束ごと」を書籍で伝える

角井 通直 氏 古川 國久 氏
シップヘルスケアホールディングス株式会社
代表取締役会長(CEO)

―――貴社は来年(2017年)に創業25年目を迎えます。なぜこのタイミングで本書を出版されたのでしょうか。

古川: 1992年に創業して以来、当社は「SHIP」という基本理念()を核に、すべての経営判断を行ってきました。また、社内に向けても研修を積極的に行うなど、理念教育には特に力を注いできたと自負しています。その結果、今やグループ総数は50社、従業員数は1万人を超えるまでに成長できました。

 ところが組織が大きくなるにつれ、内部で理念を共有することの難しさが私の中で非常に大きな課題となっていました。当社では「2025年3月期にグループ売上高1兆円」という目標を立てているのですが、達成のためには今後も新しい仲間を増やしていかねばなりません。ところがこの規模になると、私が一人ひとりの社員と直接話をする機会は減ってしまいます。すべてにおいて規則を作って「がんじがらめ」にして管理するという方法もあると思いますが、それは私が望む組織の姿ではありません。自由な中に1つだけ「約束ごと」を設けて、あとは各自がそれに則って活躍できる組織にしたかった。今後、さらに組織を拡大していく中で、その「約束ごと」を伝える存在。それが今回の書籍に期待している役割です。

――出版後、周囲からはどのような反響がありましたか。

古川: 社内研修用のテキストなどに掲載していた内容も多かったので、従業員にとっては「SHIP理念」を改めて再確認する機会になったと思います。意外だったのは、会合などで顔を合わせる社外のさまざまな方に、「思わず最後まで読んでしまった」などの声を掛けてもらったことです。ある取引先は、「ぜひ研修に使いたい」と、まとめて購入依頼までいただきました。私や経営陣が社員に対して言い続けてきたことが社外の方に評価され、参考にしたいと言ってもらえる。これは現場の第一線で活躍する当社の社員が「SHIP理念」に則って行動する際に非常に心強く感じるのではないでしょうか。

「SHIP」:「S」=Sincere・誠実な心、「H」=Humanity・『情』の心、「I」=Innovation・革新者の気概、「P」=PartnerSHIP・パートナーシップ精神の略。古川氏の故郷・岡山で幕末期に活躍した学者・山田方谷の「至誠惻怛(しせいそくだつ)」という言葉にも通じる企業理念。

日経のブランドと柔軟な対応に期待

角井 通直 氏

――なぜ日経BPコンサルティングをパートナーとして選ばれたのでしょうか。

古川: 「SHIP理念」の書籍化プロジェクト自体は、5年ほど前から進んでいました。パートナーを決めるまでに他の出版社からの働きかけもありましたが、日経BPコンサルティングの提案や担当者の対応から、こちらの要望に柔軟に対応してもらえそうだという印象を受けました。起業前の会社員時代から日本経済新聞は必ず読んでいて“日経”という名前へ大きな信頼を寄せていたことも、パートナー選定の決め手としては大きかったように思います。

 実際に書籍の制作が進む中でも、こちらからのかなり無理な要望にも非常に柔軟に対応してくれました。締め切りが大切なのは理解していますが、やはりせっかく書籍を出版するのですから、内容を中途半端なものにするわけにはいきません。日経BPコンサルティングは、そんな思いにしっかりと寄り添ってくれたと思います。もちろん書籍の完成度にもとても満足しています。

――これまで社内研修や各地の講演で「SHIP理念」を伝えてこられましたが、書籍の形で出版されてみてどんなことを感じられましたか。

 単に情報を体系的にまとめて資料として参照してもらうだけなら、わざわざ書籍にせずにWebサイトでもよかったかもしれません。ですが、読む人の気持ちや置かれている状況などに合った読みかたをしてもらいたいという希望があり、書籍という形を選びました。

 本であれば最初から通して読むだけでなく、パラパラとページをめくって、目に留まったところを読むということもできます。例えば、悩んでいる若手社員が何気なく本を開いたとき、そこにヒントとなる言葉やエピソードが書かれているかもしれない。そんな感覚的な読みかたをしてもらえるのは書籍以外にないでしょう。

 実際に本を読んだ社員に印象に残ったところを聞くと百人百様で、挙げる内容が違って面白かったですね。このことからも、「パラッとめくって気になる部分を読んで自分の身に置き換えてみる」という、書籍という形に求めていた読み方、使い方は十分にされていると思います。

書籍が社員や組織にとっての“基準”になってほしい

――今後はこの書籍をどのように活用されていく予定でしょうか。

古川: 2016年から「働き方を変えよう」という活動を全社で行っているところです。業務効率を高め、メリハリのある仕事をする。そんなワークスタイルを実現してもらうための活動です。もちろん、そうした活動によって生まれる利益は、賞与などの形で社員へ還元していく予定です。私がなぜ働き方を変えたいと言っているのか。この理由も書籍を読めばきっと理解できるはずです。社員や組織はいま大きな転換期にあります。今回の書籍が、そんな環境の中で社員の行動や組織が進む先の“基準”のような存在になっていってほしいと考えています。

個人的には、これまでお世話になった故郷・岡山に恩返しをしたいという思いも持っています。最近になって、ようやく地元の若手起業家支援や講演活動にも時間を割けるようになってきました。その際のテキストとしても、今回の書籍を大いに活用していきたいですね。

古川 國久 氏

古川 國久(ふるかわ・くにひさ)氏
シップヘルスケアホールディングス株式会社 代表取締役会長(CEO)。
1945年、岡山県新見市生まれ。1964年に大阪の医療関係商社に入社し、医療機器のトータルパックプロデュース事業を立ち上げる。1992年に独立しシップコーポレーションとグリーンホスピタルサプライを設立。積極的にM&Aなどを重ねるなど企業を拡大させ、2007年には東京証券取引所市場第一部に上場。2014年に代表取締役会長に就任。多忙な業務をこなす一方で、近年では地元・岡山での起業家育成や講演活動などにも従事している。
シップヘルスケアホールディングス株式会社

書籍『SHIP 医療の現場を支え続けるシップヘルスケアグループ成長の軌跡』

『SHIP 医療の現場を支え続けるシップヘルスケアグループ成長の軌跡』
編著:シップヘルスケアホールディングス株式会社 SHIP共有プロジェクト
仕様:四六版/304ページ
定価:1500円+税
発行:2016年5月8日
実質制作期間:約1年7カ月
ISBN:978-4-86443-082-1
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