近畿エリアで事業展開する電力・エネルギー企業への評価、
一戸建て居住者編でブランド力評価、Webサイト評価とも「大阪ガス」が首位
日経BPコンサルティング調べ 「電力・エネルギー業界ブランド力調査2017 近畿編」

2017年1月24日

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株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区)は、近畿在住の一戸建て居住者4,800人、39歳以下かつ賃貸住宅居住者1,200人の一般消費者がそれぞれ、近畿エリアで事業展開、ならびに参入が見込まれる電力・エネルギー企業35社を評価する「電力・エネルギー業界ブランド力調査2017 近畿編」の結果をまとめた。調査対象各社の電力事業のブランド力と、Webサイトの使いやすさや情報発信力を明らかにするもので、2017年1月24日に調査報告書を発行・発売した。

調査結果のポイント

  • 一戸建て居住者編では「ブランド力評価」「Webサイト評価」とも「大阪ガス」がトップ
    一戸建て居住者からの評価では、「大阪ガス」が「ブランド力評価」で「将来性」、「Webサイト評価」で「情報発信力」「サイト・ユーザビリティ」で競合に差をつけ、共に35事業者中でトップとなった。
  • 39歳以下×賃貸居住者編では「KDDI(auでんき)」が「ブランド力評価」第1位を獲得
    39歳以下×賃貸居住者編では、「KDDI(auでんき)」が「躍動感」指数で競合を引き離し、「ブランド力評価」で第1位を獲得した。「Webサイト評価指数」では「大阪ガス」がトップとなった。

一戸建て居住者編では事業ブランド力評価、事業Webサイト評価とも「大阪ガス」が首位を獲得

一戸建て居住者編で調査対象35事業者中の「ブランド力評価指数」ランキング第1位となったのは、75.4ポイントを獲得した「大阪ガス(大阪ガスの電気)」。第2位には「関西電力」(74.0ポイント)、第3位には「KDDI(auでんき)」(72.3ポイント)が入った(図表1)。調査回答者が対象35事業者の事業Webサイトを実際に閲覧して回答した結果を集計した「Webサイト評価指数」でも、「大阪ガス(大阪ガスの電気)」が78.3ポイントを獲得し第1位。第2位は「関西電力」(70.2ポイント)、第3位は「ケイ・オプティコム(eo電気)」(68.6ポイント)だった(図表2)。

「ブランド力評価指数」では、「大阪ガス(大阪ガスの電気)」は指数を構成する「将来性」「実績」「認知・親和力」「活力・躍動感」の4つの指標のうち、「実績」「認知・親和力」は「関西電力」に次ぐ第2位だったが、「将来性」で関西電力に差つけ、総合トップを獲得した。
「Webサイト評価指数」では、指数を構成する「情報発信力」「サイト・ユーザビリティ」「サイト・ロイヤルティ」「態度変容」の4指標全てで「大阪ガス(大阪ガスの電気)」が第1位を獲得。中でも「情報発信力」は同指標で第2位の「ケイ・オプティコム(eo電気)」に9.7ポイント差、「サイト・ユーザビリティ」は「関西電力」に8.2ポイント差をつけた。

39歳×賃貸住宅居住者編では「KDDI(auでんき)」が事業ブランド力第1位

39歳以下×賃貸住宅居住者編では、「KDDI(auでんき)」が81.4ポイントを獲得して「ブランド力評価指数」ランキング第1位。第2位に「関西電力」(76.1ポイント)、第3位は「大阪ガス(大阪ガスの電気)」(72.1ポイント)が入った(図表3)。「KDDI(auでんき)」は「将来性」「活力・躍動感」の2項目で首位を獲得。特に「活力・躍動感」が91.1ポイントと突出しており、「ブランド力評価指数」を押し上げた。

「Webサイト評価指数」は、「大阪ガス(大阪ガスの電気)」が73.4ポイントを獲得して第1位。「KDDI(auでんき)」が68.0ポイントで第2位、「楽天(まちでんき)」が66.9ポイントで第3位だった(図表4)。

  • 図表1 一戸建て居住者編 ブランド力評価指数 トップ10
    順位 事業者名(事業ブランド名) スコア
    1 大阪ガス(大阪ガスの電気) 75.4
    2 関西電力 74.0
    3 KDDI(auでんき) 72.3
    4 ケイ・オプティコム(eo電気) 70.4
    5 SBパワー(ソフトバンクでんき) 65.9
    6 楽天(まちでんき) 58.2
    7 ヤマダ電機(ヤマダのでんき) 56.3
    8 ジュピターテレコム(J:COM電力) 55.1
    9 JXエネルギー(ENEOSでんき) 52.7
    10 昭和シェル石油(昭和シェル石油 家庭用電力) 51.9
  • 図表2 一戸建て居住者編 Webサイト評価指数 トップ10
    順位 事業者名(事業ブランド名) スコア
    1 大阪ガス(大阪ガスの電気) 78.3
    2 関西電力 70.2
    3 ケイ・オプティコム(eo電気) 68.6
    4 KDDI(auでんき) 65.1
    5 楽天(まちでんき) 62.8
    6 四国電力 61.7
    7 ジュピターテレコム(J:COM電力) 56.6
    8 SBパワー(ソフトバンクでんき) 55.5
    9 JXエネルギー(ENEOSでんき) 54.1
    10 大阪いずみ市民生活協同組合(コープでんき) 53.6
  • 図表3 賃貸住宅居住者編 ブランド力評価指数 トップ10
    順位 事業者名(事業ブランド名) スコア
    1 KDDI(auでんき) 81.4
    2 関西電力 76.1
    3 大阪ガス(大阪ガスの電気) 72.1
    4 SBパワー(ソフトバンクでんき) 63.6
    5 ケイ・オプティコム(eo電気) 62.3
    6 ヤマダ電機(ヤマダのでんき) 58.6
    7 JXエネルギー(ENEOSでんき) 55.0
    8 楽天(まちでんき) 53.8
    9 ジュピターテレコム(J:COM電力) 53.5
    10 エイチ・アイ・エス(H.I.Sの電気) 51.7
  • 図表4 賃貸住宅居住者編 Webサイト評価指数 トップ10
    順位 事業者名(事業ブランド名) スコア
    1 大阪ガス(大阪ガスの電気) 73.4
    2 KDDI(auでんき) 68.0
    3 楽天(まちでんき) 66.9
    4 関西電力 66.2
    5 四国電力 63.1
    6 ケイ・オプティコム(eo電気) 61.0
    7 大阪いずみ市民生活協同組合(コープでんき) 58.8
    8 JXエネルギー(ENEOSでんき) 58.6
    9 ジュピターテレコム(J:COM電力) 55.9
    10 ニフティ(@niftyでんき) 55.7

本調査では「ブランド力評価指数」「Webサイト評価指数」を算出する項目以外にも、調査回答者の「電力自由化」に対する認知や関心度、電力供給事業者への期待や利用したい付帯サービスなど、マーケティング施策の立案に関わる結果も併せてまとめている。事業戦略の立案、Webコミュニケーション力の向上への基礎データとして、ぜひ本調査結果をご活用いただきたい。

電力・エネルギー業界ブランド力調査2017 近畿編について
  • 調査名称:

    電力エネルギー業界ブランド力調査2017 近畿編

  • 調査手法:

    インターネット調査

  • 調査対象事業者:

    近畿エリアで電力小売サービスを現在提供、ならびに今後提供開始が見込まれる計35社

  • 調査回答者:

    ①近畿エリア在住の一戸建て居住者
    ②近畿エリア在住の39歳以下×賃貸住宅の居住者
    ※①②とも日経BPコンサルティングの提携調査会社の調査モニター

  • 有効回答数:

    6,000件(うち上記①が4,800件、②が1,200件)

  • 調査実施期間:

    2016年11月22日~11月30日

  • 調査企画・実施:

    日経BPコンサルティング

日経BPコンサルティング:日経BP社全額出資の「調査・コンサルティング」「企画・編集」「制作」など、コンサルティング、コンテンツ関連のマーケティング・ソリューション提供企業。(2002年3月1日設立。資本金9000万円)

このリリースに関するお問い合わせ

株式会社 日経BPコンサルティング ブランドコミュニケーション部
担当:鈴木 はるか
Tel.03-6811-8308 Fax.03-5421-9176
〒108-8646 東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー

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