大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2023-2024

  • 「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2023-2024」とは

    2023年10月27日 (金)発行

    若者と大学の接点、それはスマートフォンです!
    その小さなスマホ画面から大学の情報は伝わっていますか?

    ストレスの多いサイトは「嫌われる」

    スマートフォン版大学サイトサンプル クリックで拡大

    若者の主要な情報源は今やネット、その窓口になっているのはスマートフォン(スマホ)です。受験生はスマホを通して大学選びのための情報を収集して、気に入った大学を見つけたら、やはりスマホを介して未来のキャンパスライフを擬似体験します。

    大学もスマホ対応には積極的です。学生を多く抱える大学を調べたところ、100%がトップページをスマホ対応にしていました(※)。ただし、すべて快適なサイトというわけではありません。ストレスを感じる状況は多くあります。例えば、誤ってタップしそうなほど混み合ったリンクメニューや、本来は大きく表示すべき図表が小さく表示されていて読めないなど、スマホ利用者への配慮はまだまだ足りていません。

    こうした状況をそのままにしておくと、せっかく訪れた受験生も大学にマイナスのイメージを持ってしまいます。

    ※ 学部学生数が、2,000人以上の国公立大学、および3,000人以上の私立大学を対象にした調査。2022年8月時点

    受験生の大学スマートフォンサイト利用シナリオ

    「見やすさ」「操作のしやすさ」など8つの指標を診断します

    日経BPコンサルティングはこれまでの大学サイト診断のノウハウを基に、独自のスマホ・サイト 診断基準を作成しました。「見やすさ」や「操作のしやすさ」など指標は8つ。個々の大学サイト の問題点が分かります。また、算出した総合スコアから、ユーザビリティに優れた大学はどこ なのか、一目で比較・確認できる調査データになっています。

    一覧表にない大学様にも比較・分析機能をご提供いたします

    調査対象に入っていない大学様からお申し込みをいただいた場合は、お申し込み受付後に貴大学サイトを診断し、その調査データを組み込んだCD-Rをご提供いたします。これにより、調査対象大学266サイトとの比較や分析ができます。例えば「見やすさ」が気になっている大学様であれば、同地域の大学のなかで「見やすさ」が優れている大学はどこなのか、自校との差はどこにあるのか、といった比較・分析が簡単にできます。

    調査概要、調査項目および詳細

    調査概要

    対象大学と選定基準

    266大学。選定は、国立大学、公立大学、私立大学のそれぞれについて、学部学生数の多い上位大学とした。また、サイト・ユーザビリティ向上に熱心であると日経BPコンサルティングが独自判断した大学も数校、ノミネートに加えた。なお、医科大学、歯科大学、薬科大学、獣医大学、畜産大学、看護大学、芸術大学、体育大学などは対象から外した。

    調査方法

    米Googleの提唱するガイドラインなどを参考に、日経BPコンサルティングが独自に診断シートを作成、このシートに従い調査員が実際にWebサイトを閲覧しながらチェックした。合計100点となるように配点。

    調査期間

    2023年6月上旬~9月上旬

    調査対象大学クリックで拡大

    全国大学サイト・ユーザビリティ調査 8つの指標

    1. 通信への配慮

    モバイル通信は場所や時刻によって速度が変わります。このため通信が遅い環境でもなるべく短時間で表示されるよう工夫し、利用者に過度のストレスを与えないようにします。パケット量を気にする利用者もいますから通信量を上げない工夫も必要です。

    2. 見やすさ

    スマホでは、画面が見にくいこと、情報が得られないことは大きなストレスです。小さすぎる文字を使っていないか、見にくい画像や表はないか、ある場合は見やすくする工夫があるか、などをチェックします。

    3. 操作のしやすさ

    スマホでは指のタッチ操作が主体です。配慮の足りないページ作りは操作感の悪さに直結します。隣接するタップ要素が近すぎないか、快適な縦スクロールを妨害する要素を組み込んでいないか、など操作上のストレス要素を診断します。

    4. トップページ・ユーザビリティ

    サイトを訪れたビジターに、最初の道しるべを示す役目を務めるのがトップページです。ビジターを誘導する適切なナビゲーションを用意しているか、リンク名は分かりにくくないか、などをチェックします。

    5. サイト・ユーザビリティ

    ビジターがサイト内を効率よく巡回できる環境になっているかどうかをチェックします。統一したナビゲーションバーや、適切なページ見出し、PCサイト表示切り替えボタンの有無などを診断します。

    6. メインコンテンツへのアクセス

    入試日程や学費など大学サイトの“人気コンテンツ”へスムーズにたどり着けるかチェックします。情報そのものについても、不足はないか、情報が古いままになっていないかなどをチェックします。

    7. サイト内検索

    大学が多くの情報を発信するようになるにつれ、情報を探す手段にサイト内検索機能を使う機会が増えています。6つの検索ワードについて、期待するページが上位に挙がるか、タイトルや要約文が適切かチェックします。

    8. インタラクティブ

    大学にとって、地域や企業とコミュニケーションを取ることが一層、重要になって きました。交通アクセス情報を掲載しているか、問い合わせページがあるか、などをチェックします。

    ご提供内容

    製品バージョン別内容比較/価格表

    データCD-R(総合報告書・分析用データ)
    データCD-R/美麗ケース入り
    (総合報告書・分析用データ)

    1. データCD-R(総合報告書・分析用データ/全バージョン共通/1枚)
    総合報告書はPDFファイルで提供、今回の調査結果を詳細に解説いたします。スマートフォン・サイトに関して、評価方法や作り方のトレンドも解説します。分析用データはExcel形式で提供します。診断結果を確認する二つの方法を用意しました。「ランキング表示機能」では指定の診断軸でランキングを表示し、自校の位置を分布グラフで示します。「個別データ表示機能」では競合校(最大3校)との比較が、表のほか、棒グラフやレーダーチャートで確認できます。

    診断レポートの診断表ページ
    診断レポートの
    「診断表」ページ

    2. 診断レポート(Standardバージョン/約10ページ)
    貴校サイトの診断結果を解説したレポートです。「総合分析」では、他大学と比較した貴校のポジションや強い指標、弱い指標についてコメントします。「診断表」では、個々の審査項目について診断理由をテキストで指摘します。減点となった理由が分かりますのでサイト改善に役立てることができます。

    個別報告書の例
    個別報告書の例

    3. 個別報告書(Advancedバージョン/約45ページ)
    貴校サイトの診断結果を、画面キャプチャを使って分かりやすく解説したレポートです。スコアだけでは見えてこない問題点や改善の方向性を示します。また、調査対象大学より競合サイトを最大3サイトご指定いただき、分析の参考といたします。

    ■購入方法

    調査報告書お申し込みフォームに必要事項をご入力のうえお申し込みください。

    関連レポートのご案内

    大学ブランド・イメージ調査

    まずはご相談ください

    日経BPグループの知見を備えたスペシャリストが
    企業広報とマーケティングの課題を解決します。

    お問い合わせはこちら