「ナッシュ」「リファ」「ロピア」「NVIDIA」など、注目ブランドがノミネート
日本最大規模のブランド価値評価調査
「ブランド・ジャパン2025」のノミネートリストを発表
2024年12月17日
株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区)は、2025年3月21日に発行予定の「ブランド・ジャパン2025」で調査対象となる1,500ブランド(一般生活者編1,000ブランド、ビジネス・パーソン編500ブランド)を発表した(表1~3)。
「ブランド・ジャパン」は日本最大規模のブランド価値評価プロジェクト。2001年に始まり、今回で25回目を迎える(URL: https://consult.nikkeibp.co.jp/branding/brand-japan/)。
一般生活者の視点から、企業ならびに製品・サービスの合計1,000ブランドへの評価を尋ねる一般生活者編と、ビジネス・パーソンの視点から、500の企業ブランドへの評価を尋ねるビジネス・パーソン編で構成される。一般生活者編1,000ブランド、ビジネス・パーソン編500ブランドの調査対象の選出には、事前調査として2024年8月に実施した「ブランド想起調査」(後述)を参考にする。この調査結果をもとに総合的に勘案して決定する一般生活者編1,000、ビジネス・パーソン編500のノミネートリストは、まさに“生活者の頭の中に刻まれた旬のブランド”。これらを、 同年11月に行ったブランド評価調査の対象とし、その結果を「ブランド・ジャパン2025」報告書として2025年3月に発行する。
「ナッシュ」「リファ」「ロピア」「NVIDIA」など、注目ブランドがノミネート
一般生活者編1,000ブランドのうち、今回、新たにノミネートされたブランド(再ノミネートも含む)は58ブランドだった(表4)。
一般生活者編1,000ブランドのうち、今回、新たにノミネートされたブランド(初・再ノミネートのいずれも含む)は48ブランドだった(表4)。ノミネートブランドの傾向を見ると、食品宅配、エナジードリンク、スーパーマーケット、家具・寝具、家電、ゲーム機器、フリマアプリ、チケット販売、ファッション、電鉄、スポーツ用品、趣味、雑貨といった商材カテゴリが目立つ。
想起分野別・新規ノミネートブランド
(※初・再ノミネートのいずれも含む)
▼一般生活者編・48ブランド
【衣】 | アダストリア、エース、シード、ボッテガ・ヴェネタ |
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【食】 | 大戸屋、ナッシュ、ハナマルキ、ヤマキ、ワタミ |
【住】 | 伊東屋、エアウィーヴ、テンピュール、オープンハウス、Daigasグループ、プラス |
【健康・福祉】 | アリナミン、モンスターエナジー、レッドブル、モンダミン |
【運輸・物流・車】 | 大阪メトロ、Yahoo!カーナビ |
【電機・IT】 | NVIDIA、オーディオテクニカ、Kindle、ツインバード、ハイセンス、山善、ライカ、リファ |
【流通】 | アピタ、トライアル、ロピア、ベルーナ、楽天ラクマ、Yahoo!オークション |
【金融・不動産】 | JAバンク、DCカード、ポケットカード |
【情報・教育】 | イオ、DMM.com、NAVITIME、西日本新聞、ニチイ学館 |
【趣味・レジャー】 | エニタイムフィットネス、ヨネックス、コロンビア、ぴあ、ローチケ |
▼ビジネス・パーソン編・4ブランド
「NVIDIA」「Daigasグループ」「長府製作所」「日立建機」がノミネートされた。
※表1(別添):ノミネートブランド(五十音順)【一般生活者編】
※表2(別添):ノミネートブランド(五十音順)【ビジネス・パーソン編】
※表3(別添):ノミネートブランド(業種別一覧)【一般生活者編、ビジネス・パーソン編】
※表4(別添):新規ノミネートブランド【一般生活者編】
ブランド想起調査2024
「ブランド・ジャパン」で調査対象とする1,500ブランドを選定するための事前調査。企業および製品・サービスの計13分野について、「評価している」または「好感を持っている」ブランドを、各分野5つまで自由に記入してもらうことで、どのブランドがどれだけ高い評価・強い好感をもって一般生活者に記憶されているかを測る純粋想起調査。この結果を、「ブランド・ジャパン」の調査対象リスト選考に使用する。
調査対象分野 |
企業編(総合)/企業編(BtoB)/衣/食/住/健康・福祉/運輸・物流・車/電機・IT/流通/金融・不動産/情報・教育/趣味・レジャー/スマートフォンアプリ |
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調査方法 | インターネット調査 |
調査期間 | 2023年2024年8月21日(水)~ 25日(日) |
回収数 | 1,800サンプル |
集計方法 | 回答はすべて純粋想起による自由記述のため、集計に当たって アフターコーディングを実施 |
調査対象分野内のサブカテゴリ変更点 | 今回は下記の調査対象分野の分野名およびサブカテゴリを修正。 【BtoB企業】 SaaS、建設を追加/総合商社を商社に変更 【食】ミールキット宅配サービスを追加 【住】住宅設備、ハウスサービスを追加/住宅サービスを削除 【健康・福祉】栄養ドリンク、エナジードリンクを追加 【運輸・物流・車】コインパーキングを追加 【流通】フリマアプリを追加 【情報・教育】学習アプリを追加/Webサイト(サービス)、 スマホアプリを削除 【趣味・レジャー】チケット販売を追加 【スマートフォンアプリ】分野をSDGsから変更 |
ブランド・ジャパン
国内で使用されているブランドを一般生活者とビジネス・パーソンが評価する、日本最大規模のブランド価値評価調査プロジェクト。一般生活者から回答を求める「一般生活者編」(調査対象1,000ブランド)と、有職者にビジネス・パーソンとしての立場から回答を求める「ビジネス・パーソン編」(同500ブランド)から成る。2001年に第1回調査を実施し、「ブランド・ジャパン 2025」で25回目を迎える。
日経BPコンサルティング
日経BP社全額出資の「ブランドコンサルティング」「調査」「企画・編集」「制作」など、ブランド、デジタル、コンテンツ関連の ソリューション提供企業。(2002年3月1日設立。資本金9,000万円)