人材の多様性を経営に活かす「ダイバーシティ診断」で企業連携。日経BPコンサルティングとパートナー5社、診断から研修・コンサル・実務運用までを広範にサポート
―経営企画部門、人事・研修部門を対象に提供―
2011年07月01日
株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区、戸田 雅博社長)は、人材の多様性(ダイバーシティ)を経営に活かすための支援事業で5社と提携、7月1日からサービスを開始した。このサービスは、組織活性化ツール「ダイバーシティ診断サービス」(本年2月開始)の受診企業に対して、診断で浮き彫りになった経営課題を解決するための様々なソリューションを提供するもの。具体的には、研修からコンサルティング、実務運用まで、各社の強みを生かして広範に17のメニューを提供する(表1)。
ダイバーシティは、男女差やライフステージによらず活躍できる環境を整備する必要性の高まりと企業活動のグローバル化の進展を背景に、経営戦略の一環として、近年、注目を集めている。日経BPコンサルティングはこの診断サービスと関連するソリューションを用意することで、企業のダイバーシティ推進を支援する。
ソリューションを提供するのは、(1)アメリカンマネジメントアソシエーションインターナショナル(東京都港区、略称AMA)、(2)株式会社ジェイティービーモチベーションズ(東京都港区、略称JTBM)、(3)公益財団法人日本生産性本部(東京都渋谷区)、(4)株式会社アシオ(東京都中央区)、(5)株式会社イーウェル(東京都千代田区)・・・の5社(表2)。
提供メニューは、研修、コンサルティング、実務運用支援に分かれている。そのうち、研修サービスをAMA、JTBM、日本生産性本部の3社が担当し、AMAがグローバル分野、JTBMが働く人の意欲向上(ワークモチベーション向上)分野、日本生産性本部がカウンセリング・マネジメント分野を中心に提供する。コンサルティングについてはアシオ、実務運用支援(福利厚生分野)についてはイーウェルがメニューを用意した。
AMAは約90年の歴史を持ちマネジメント研修で世界を代表する国際教育研修機関の日本支部で、JTBMは旅行会社「ジェイティービー(略称JTB)」の社内ベンチャーとして1993年に創業したJTBグループ企業。日本生産性本部は1955年に設立された機関で調査研究や人材教育などを主務とする非営利法人である。アシオは、「くるみんマーク」(「次世代育成支援対策推進法」に基づき、子育て支援に積極的に取り組む企業が取得できる認定証)の取得など実務的なコンサルティングを強みとしワークライフバランス分野のサイトを運営する企業で、イーウェルは東急不動産を母体とした福利厚生分野のアウトソーシング・サービスを提供する企業である。各社の強みを生かして、「ダイバーシティ診断サービス」の受診企業を支援する。
今回の提携で顧客の幅広いニーズに対応するのが狙い。ダイバーシティ診断サービスでは、企業・組織の現状を診断して改善ポイントを明らかにすることができる。パートナー各社は、診断で浮き彫りとなった改善ポイントに対応し、研修・コンサルティング・実務運用支援といった多彩なソリューションを提供することで、クライアント企業の課題改善を後押しする。
なおダイバーシティ診断では、改善ポイントを9つのテーマ(A.ビジョン、B.組織風土、C.マネジメント、D.人材育成、E.コミュニケーション、F.処遇、G.機会均等、H やりがい・働きがい、I.ワークライフバランス)、45の診断項目で改善ポイントを指摘する。
このニュースリリースでの発表内容は、企業の人材/組織戦略のための専門イベント「ヒューマンキャピタル2011」(主催:日経BP社、会期:2011年7月6日~8日、会場:東京国際フォーラム)でも公開する。
関連サイト
- ダイバーシティ診断
- ヒューマンキャピタル2011
- http://expo.nikkeibp.co.jp/hc/201107/
- http://exponet.nikkeibp.co.jp/hc2011/exhibitor/ja/company/exhibitor_48.html
- http://expo.nikkeibp.co.jp/hc/201107/seminar/cat_h.html
- JTBモチベーションズによるニュースリリース
- アシオによるニュースリリース
本件に関するお問い合わせ
日経BPコンサルティング コンサルティング本部 ビジネスコンサルティング部
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