ダイナム香港上場【IPO】1年間の軌跡
パチンコ業界最大の革命を追う
- 鮎川 良 著
- 4-6
- 256ページ
- 価格:1,944円(税込み)
- ISBN:978-4-864430-14-2
- 発行元:日経BPコンサルティング
- 発行日:2012/09/10
内容紹介
パチンコホール業大手のダイナムの、2012年8月に果たす香港市場でのIPOまでの軌跡を追ったドキュメント。
パチンコ業界の特異性、香港市場の魅力・優位性、香港サイドとの言語の壁、商習慣の違いなどを乗り越えた
ダイナム関係者の苦闘を綴った物語であるとともに、香港市場でのIPOを実現するためのポイントを提供する。
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- はじめに
- なぜダイナムは日本ではなく香港での上場を目指したのか
- 香港市場の魅力
- パチンコ業界の特異性
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- 第1章 香港上場プロジェクト、始動
- まずダイナムという企業の姿に触れつつ、上場プロジェクト「シルバー・ドラゴン」の始動、
スポンサー契約までを追う。
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- 第2章 伝わらない言葉、進まない作業
- いよいよ上場申請書類である「目論見書」の作成が始まった。
- しかし、言語の壁による行き違い、商習慣の違いなどから困難を極める。
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- 第3章 「壁」と「失敗」を乗り越えて上場申請
- 困難は極めつつなんとか作業を進めてきたが、スポンサーの失態で窮地に陥る。
- 転換社債の発行、共同スポンサーが加わることにより九死に一生を得て、
- なんとか目論見書完成に漕ぎ付けた。2011年末までの、目論見書完成までを追う。
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- 第4章 ダイナムの2005年のジャスダック上場「未遂」
- 実はダイナムは、2005年に一度、国内での株式上場を試みていたが、ある理由で果たせなかった。
- 当時の上場準備から無念の不認可までを追う。
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- 第5章 未来への戦略
- 目論見書作成が終わっても、それを裏付けるための資産評価、内部統制レポートなどの作業が続いた。
- 2012年1月から2012年8月の上場前夜までを取り上げる。