日本人はなぜ海外で通用しないのか?
国際競争力向上のカギはグローバル人材の育成にあり
- 森和昭 著
- 4-6
- 240ページ
- 価格:1,512円(税込み)
- ISBN:978-4-864430-03-6
- 発行元:日経BPコンサルティング
- 発行日:2012/05/01
内容紹介
低迷続ける日本の国際競争力は、人材不足に原因があった!?
日本の国際競争力が低迷を続けている。スイスIMDの調査によると、
2011年版の日本の順位は59カ国中、26位。著者は、日本が「国際競争力」を
低迷させている根本的な問題は、「グローバル人材」不足のせいであると喝破する。
企業が学生を採用する段階で、明確な採用基準や指針を持たないことに加え、
その後の社員教育や人事評価の基準のあいまいさが、グローバル化に後れをとり、
国際競争力の低下に結びついているという。
世界を目指すなら「客観的」で「透明性の高い」評価基準の策定を!
今やビジネスに国境はなく、メイドインジャパンや高品質だけを売りにできる時代は終わった。
国内基準のビジネスモデルを捨て、グローバル基準に切り替える必要があるということだ。
そのとき、人材もグローバルに生まれ変わらなくてはならない。
本書では、このグローバル人材育成への提言として、ITエンジニアの育成を例に、
評価を明確にすることで、教育指針が明らかになり、人材も育つと訴える。
旧来の日本企業にありがちだった人事評価のあいまいさを払拭し、納得性の高い評価基準に
切り替えることができたとき、日本はようやくグローバル社会の仲間入りを果たすことができるのである。
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