日経BPコンサルティングとロゴ社　製造業の業務の進め方を根本から見直す「ものづくり推進力診断」を共同開発
―商品企画・開発部門や、事業・経営企画部門などを対象に提供―

2011年07月01日

株式会社日経BPコンサルティング（東京都港区、戸田　雅博社長）と株式会社ロゴ（東京都品川区、津曲 公二社長）は、製造業の業務の進め方を根本から見直すことを支援する「ものづくり推進力診断サービス」を共同で開発し、7月1日からサービスを開始した。このサービスは、「現場力を強化したい」、「魅力ある新製品を次々にヒットさせたい」、「変革型のリーダーを育てたい」と考えている製造業を対象とし、特に商品企画・開発部門や経営企画部門、事業部門、事業企画部門などの部門長やマネジャー層が診断結果を活用することを想定している。

この診断サービスは、経営方針、基本構想、計画力、実行力、自社固有の専門性、効果的な技法の活用、人材育成、リスク・マネジメント、企業カルチャー、事業のグローバル展開の10テーマ（表）、合計で約60の診断項目にアンケート調査形式で回答することで、その会社の業務運営の現状を診断し、改善すべき課題を提言する。現状の実践度だけでなく、優先順位を組み合わせた2軸で診断することで、改善ポイントを浮き彫りにする。これにより、企業固有の強みを支える仕事の推進力を定点観測し、持続的な成長を支援する。

日経BPコンサルティングはアンケート調査の実務や定量的分析を主に担当し、ロゴは製造業の業務運営分野での専門的な知見に基づく定性的分析や、診断後のセミナーやコンサルティングなどの専門サービスを担当する。

日本の製造業は、現場力の低下や、技術・技能伝承の困難化、ヒット商品の欠如、世界規模での競争の激化などを背景として、近年、大きな変革を迫られている。日経BPコンサルティングとロゴは、製造業の業務運営分野での診断サービスと診断後の専門サービスを用意することで、日本の製造業の現場力や商品開発力の強化を支援する。

このニュースリリースでの発表内容は、企業の人材／組織戦略のための専門イベント「ヒューマンキャピタル2011」（主催：日経BP社、会期：2011年7月６日～8日、会場：東京国際フォーラム）でも公開する。