日経BPコンサルティング、中長期戦略立案を支援する――『未来予測プログラム』をスタート――
~独自コンテンツと業界スペシャリストを武器に、コンサルティング事業を本格展開~
2010年05月18日
『未来予測レポート』における「社会全体のトレンド」と
日経グループが蓄積する「市場データ」や「生きた情報」を重ね合わせて、
中長期戦略の立案をサポート
株式会社日経BPコンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役:高橋銀次郎、以下「日経BPコンサルティング」)は、5月18日、 「未来予測レポート(※1)」の著者である田中栄氏 (株式会社アクアビット代表取締役、本社:東京都中野区、以下「アクアビット」)と共同で、 企業の中長期戦略立案を支援する新サービス『 未来予測プログラム』を開始します。
日経BPコンサルティングは、 (旧)日経BPコンサルティング、日経BP企画、日経BPクリエーティブの三社を経営統合によって、2010年5月1日から新たなスタートを切りました。
(旧)日経BPコンサルティングの持つ「調査・コンサルティング」機能に、日経BP企画の「企画・編集」機能、さらに日経BPクリエーティブの「デザイン・制作」機能を併せ持つことで、 「CONSULTING × CONTENTS」 という従来にはないマーケティング・コンサルティングをめざしています。
その具体的な取り組みとして、 これまで1000社以上の導入実績がある「未来予測レポート」を中核コンテンツ として、その著者である アクアビットの田中栄氏と専門誌の編集長経験者などが顧客企業を訪問し、中長期戦略の立案を実践的にサポートする 、という新しいタイプのコンサルティング・プログラムを開始します。
「未来予測レポート」が提示する5年先、10年先の「社会全体の中長期トレンド」に、日経グループが蓄積している「市場データ」や業界スペシャリストが持つ「生きた情報やノウハウ」を重ね合わせ、ブリーフィングやディスカッションを通じて情報を提供します。併せて、戦略が第三者の目にどう映るか? 方向性として正しいか?など、「外部知見」として様々な角度からアドバイスを行ないます。
本プログラムには 3つのユニークな特徴 があります。
第一に、これから社会がどのように変わっていくか?— 「未来」を基点に中長期戦略を考える というアプローチを取っていることです。
いま社会はパラダイムの大きな転換点にさしかかっています。米国一極集中から多極化・ブロック化へと世界のパワーバランスは変わりつつあります。食料・水・環境・資源・エネルギーを巡る地球規模の新たな問題も噴出しています。ブロードバンドは社会インフラとして生活に浸透しつつあります。
新しい社会に対応するために、企業もまた大きな変革が求められています。しかしこれからの社会は過去の延長線上にはなく、今までの常識や経験が通用しなくなっています。
そのため本プログラムでは「未来」から戦略を考える、というこれまでに無い手法を取っています。中核コンテンツとして、将来予測で最も実績がある田中栄氏の「未来予測レポート」を採用しています。
第二に、合理化・効率化による コスト削減ではなく 、中長期的な売上拡大を図るために 新事業の創出に主眼を置いていること です。
従来のコンサルティングは、市場分析と提言で留まっていたり、米国の理論に基づいてコストダウンを追求するもの、コンサルタント個人が持つ業界ノウハウに基づいたもの、などが一般的でした。
しかし今最も重要なのは、5年先、10年先を生き残るために、新しい社会に対応する新しいビジネスをいかに創り上げていくことか?だと考えます。そのためにはまず、将来的なチャンスやリスクを正しく理解し、それを社内の「共通認識」にすることが不可欠です。
本プログラムでは、客観的なデータの提示はもちろん、数多くの企業を巡ることで得られた知見、様々な業界での実例など、実践的なアドバイスを行ないます。社内ミーティングとは異なる、視野の広い充実したディスカッションをお約束します。
第三に、きっかけ作りから、プロジェクトの立ち上げ、プラン実行まで、 首尾一貫して戦略立案を支援できる体制を用意していること です。
産業の枠組みが変わる中、「先行きが不透明でどう動けばいいか分からない。」という戸惑いがいろいろな業界で広がっています。
また中長期戦略のプロジェクトを立ち上げてもうまく運営できるのか?プランを立てても実現できるのか?という不安の声も多く聞かれます。危機感を持っているのは社内では「少数派」、というケースがほとんどだからです。
本プログラムの狙いは、未来を可視化することで「閉塞感」を打破することにあります。
きっかけ作りのためのセミナー討論から、プロジェクト始動に際して議論の材料を提供するブリーフィング、戦略立案のためのディスカッション、プラン実行中におけるアドバイスや実務面でのサポートなど、ステージに応じた様々な支援プログラムを用意しています。
社外を味方につけることで、社内の少数派は社会全体から見れば「多数派」であることに気づいてもらい、将来を読んで中長期戦略を立てようという機運を作ることをめざします。
未来予測プログラム:http://consult.nikkeibp.co.jp/mirai/
3つのステージで中長期戦略の立案をサポート
●ステージ1: セミナー討論
概要セミナー+討論
期間:半日(3~4時間)
料金:40万円(税別)
- 合宿形式での集中討論等、構成のカスタマイズにも応じます。
『未来予測レポート』著者の田中栄による未来像のプレゼンテーション、日経グループのスタッフを交えた討論を実施。
現状についての「気づき」と、将来に対する危機意識を共有することで、プロジェクト始動のきっかけを作る。
●ステージ2: ブリーフィング
詳細ブリーフィング+戦略ディスカッション+報告書
期間:2~3ヵ月程度(半日×8回程度)
料金:300万円~400万円(開催回数による個別見積り)
- アウトプット(報告書等)を含みます。
来るべき未来社会について詳細なブリーフィングを行うと共に、業界の動きや事例など、実践的な観点から戦略の立案をサポート。
中長期戦略立案に際して、社会・経済・業界・ライフスタイルなど、様々な変化について情報を提示し、議論の「土台」を提供する。
●ステージ3: アドバイザリー/プランニング
「成長戦略立案」「事業計画策定」「コミュニケーション展開」
「詳細調査」「事業マッチング」など
期間:1年間程度
料金:開催回数・アウトプット(報告書等)による個別見積り
企業戦略立案のミーティングに定例的に参加し、戦略の妥当性・実現性について討議を重ね、具体的な助言を行なう。
併せて、プロジェクトに長期に渡って取り組むことで、事業化可能性を探る様々な調査や事業マッチング、コミュニケーション展開、事業計画の策定など、リクエストに応じて、プランの実現をサポートする。
■ ※1『未来予測レポート』について
中長期戦略を立案するために、議論の前提となる「将来の世界観」と「変化のシナリオ」を提示することを目的に作られている法人向けレポート。著者は田中栄、発行は日経BP社。「デジタル」「食」「自動車」という特定業界に焦点をあてたレポートの他、2009年12月には「サスティナビリティ」をテーマに、全産業編にあたる「未来予測レポート2010-2025」を刊行している。
シリーズ累計で大手企業を中心に1,000社を超える企業に導入実績があり、業種・業界を超えた共通のシナリオとして様々な企業の戦略立案で使われている。
■株式会社日経BPコンサルティングについて
http://consult.nikkeibp.co.jp/
■株式会社アクアビットについて
http://www.aquabit.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社日経BPコンサルティング
マーケティング部 担当:三根
〒108-8646 東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー
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