採用情報
企画営業の仕事
営業×マーケティングの視点から、
「課題解決」できる企画営業として
企業の未来を、ともに創造していく
渡部 一義
マーケティング本部 ビジネスアーキテクト部
営業キャリアの転換点と「課題解決」への原点回帰
入社前はどんな仕事をしていましたか?
渡部 大学を卒業して社会人として選んだ職種は、営業職でした。1社目では、スーパーやコンビニ向けの店舗什器を製造するメーカーで、約10年間営業を担当。2社目は、商品パッケージを扱うメーカーです。お客様の「こういうことをしたい」という漠然とした要望に対し、自社の技術で何ができるか、あるいは他の工場と連携すればどのような提案が可能か、といったソリューション型の営業に特化していました。
その後、一度仕事から離れ、子育てに専念する期間を設けました。約1年間のブランクの後、すぐに正社員として復帰するのではなく、まずは派遣社員として働く道を選ぶ中で、たまたま出合ったのが日経BPコンサルティングだったのです。そこから半年ほど経った頃に社員登用の話が持ち上がり、正社員に。なぜ転職を決意したかといえば、何よりも「ブランドの仕事が面白かった」からです。これまでのキャリアで有形商材を扱ってきた私にとって、無形商材であるブランドや企業コミュニケーションのコンサルティングは新鮮で、非常に興味を惹かれました。
日経BPコンサルティングを転職先に選んだ理由を教えてください。
渡部 有形商材の営業は、目の前に商品があり、価格も明確なため、比較的シンプルです。しかし、無形商材の営業は、お客様の課題を深く理解し、その解決策を提案することで初めて価値が生まれます。この「お客様の課題解決の対価としてお金をいただく」という、営業本来の姿に立ち返ることができたのも、入社を決めた大きな理由です。営業の専門性をさらに深めつつ、マーケティングなど幅広い分野に視野を広げたいという思いがあったため、日経BPコンサルティングでの経験は、まさに今後のキャリアアップ、キャリア形成においても非常に重要な時期だと捉えています。
無形商材を扱う「ブランドの仕事」の面白さを追求していく
入社前と後で会社の印象は変わりましたか?
渡部 入社前は、「日経」という看板を掲げていることから、堅実でビジネスライク、どこかピリッとした緊張感のある会社だろうという印象を抱いていました。また、専門性の高い知識が求められるため、多くの業界知識を習得しなければならないだろうという不安もありました。
ただ、入社後の印象としては、「人が良い」「適度に自由」という点が強く挙げられます。特に印象的だったのは、派遣社員という立場でしたが、社員と分け隔てなく、一人の戦力として扱ってもらえたことです。上司や先輩方がいち従業員として接してくれたことに、感謝しかありません。また、「日経」というブランドの後ろ盾があることで、商談の初期段階で顧客からの信頼を得やすく、営業としては突破口を広げやすいというメリットも感じています。
また、「ブランドの仕事」の面白さに気づけたこととともに、企業の抱える課題に対して、最適なソリューションを提供していくこの仕事は、自分自身の「営業」としての新たな可能性を開いてくれました。そうした意味においても、会社の印象は大きく変わりましたね。
入社して良かったと思うことはありますか?
渡部 会社の雰囲気として「人が良い」「適度に自由」という点は、非常に働きやすい環境だと感じています。特に、プライベートと仕事の両立という点でいえば、子どもがいる社員に対しては部署全体で協力する体制が整っています。在宅勤務も導入されているため、子どもの急な体調不良や学校行事など、家庭の事情で問題が生じた際にも、柔軟に対応できる雰囲気があります。困った時には周囲がサポートしてくれるため、安心して仕事に取り組むことができていますね。社員一人ひとりのライフステージに合わせた働き方をサポートしてくれるのは、日経BPコンサルティングの大きな魅力だと感じています。
営業とマーケティングの融合。そして、全国のBtoB製造業の支援を
今の業務内容を教えてください。
渡部 現在所属しているマーケティング本部 ビジネスアーキテクト部では、主に営業とマーケティングの役割を担っています。また、各プロジェクトにおいては、営業窓口としてお客様との折衝を担うカウンター業務を行っています。これまで営業一筋でキャリアを築いてきましたが、ここではマーケティングの視点も養うことができています。営業とマーケティングの両方の立場を理解することで、より深くお客様の課題に寄り添い、最適な提案ができるようになります。これは、製造業で「作る側の気持ち」を理解することで営業力を高めた経験と似ており、今後のキャリア形成において非常に大きなプラスになると感じています。
現在の部署は、決して楽な仕事ばかりではありませんが、チームで協力し合う文化が根付いています。かつてはブランド販促のリーダーとして「孤独な戦い」になりがちな時期もありましたが、同僚や先輩と密に連携を取りながら支え合って仕事を進めています。誰かが困っていれば、誰かが支える。そんなチームワークが、私たちの部署の強みだと感じています。
今後、挑戦したいことは?
渡部 地方の中小企業やBtoB製造業の支援です。私自身がこれまで、地元の地方企業で働いてきた経験から、優れた技術や製品を持っているにもかかわらず、人材不足や採用難、離職率の高さ、高齢化といった課題に直面している企業が数多く存在することを肌で感じてきました。
そのような企業に対し、日経BPコンサルティングとして何ができるか。私たちの強みである企業コミュニケーションの活性化やブランドコンサルティングを通じて、それらの課題を解決し、企業が持続的に成長できるような支援をしていきたいと考えています。一社でも多くの企業を支援し、「ありがとう」と言われる関係性、長く寄り添えるパートナーとして、地方創生の一助となれたら嬉しいです。単なる取引ではなく、お客様と共に未来を創っていく。そんな営業の醍醐味を、これからも追求していきたいと思っています。