採用情報
サステナビリティ関連の仕事
編集者からSDGsコンサルタントへ
入社して見つけることができた
「やりがい」
竹下 誠
サステナビリティ本部コミュニケーション企画部
新しいことにチャレンジしていける会社
入社前はどんな仕事をしていましたか?
竹下 大学卒業後、出版社に入社し、編集者としてずっと紙媒体の制作に携わってきました。その後、編集プロダクションに転職して、ライフスタイル誌を中心に、衣食住を幅広く取り扱った記事を制作していました。日経BPコンサルティングに転職したのは、2019年6月です。
日経BPコンサルティングを転職先に選んだ理由を教えてください。
竹下 一つは、仕事の幅が広がる可能性を感じたからです。単に記事を制作するだけでなく、お客様のニーズをヒアリングし、コンサルティングまでできることが魅力でした。もう一つは、社員の皆さんの人柄ですね。実は、前職で日経BPコンサルティングの人と一緒に働く機会があったんです。お客様にとって何がベストなのか、より良いものを提案したい、と前向きに取り組んでいる姿勢が非常に印象的で、そういう考え方が浸透している会社なんだな、と感じました。編集プロダクション時代は、オーダー通りに忠実に仕事をすることを求められていたので、とても新鮮で、こういう人たちと一緒に仕事をしたいと思いました。
入社前と後で会社の印象は変わりましたか?
竹下 入社前は、日経グループということもあり、非常に優秀な人たちが多いのだろうな、その中で自分はついていけるだろうか、という不安がありました。また、これまではライフスタイルをメインで扱っていたので、それ以外のジャンルに自分が対応できるだろうか、という心配もありました。
実際に入社して驚いたのは、ほとんどが自分と同じ中途採用で、前職までのキャリアも実に様々だったことです。これには少しホッとしました。一方、やはり日経グループということで、お客様からの期待値の高さはひしひしと感じました。
入社して良かったと思うことはありますか?
竹下 入社後はコンテンツ本部に配属され、紙媒体の記事制作を中心に担当してきましたが、初めてWebの記事制作にも携わりました。限られたスペースの中でレイアウトを考えページ単位で制作する紙媒体とは全然違う領域を経験して、仕事の幅が広がりました。この時に、これまで関わってこなかったことにもどんどんチャレンジしていける会社なんだと思いました。
それと、会社全体に「輪」みたいなものがあります。社員は各本部、各部にそれぞれ所属しているのですが、案件によって他の部の人と組むことが日常的にあります。初めて一緒に仕事をする際もコミュニケーションをとりやすい人が多く、とても仕事がしやすいと感じました。
SDGsを専門とした部署で顧客の取り組みをサポート
今の業務内容を教えてください。
竹下 21年8月に、コンテンツ本部からデジタル本部の「SDGsコンサルティング部」に異動しました。サステナビリティに取り組む企業に対し、社内啓発からSDGsのひも付けと価値創造ストーリーの策定、経営戦略へのSDGsの組み込み、そして報告書やWebサイトの制作まで、幅広くお手伝いをする部署です。例えば、企業のESGの取り組みは外部の評価機関によって評価されており、そのスコアが投資家にとってその企業に投資するかどうかの指標となっています。企業がスコアを上げるためにどうすればいいかをパートナー企業と共に提案し、実務面におけるサポートも行います。
出版社やメディアでSDGsの専門部署を置いている企業は珍しいと思います。組織としてノウハウや知見を蓄積し、顧客に価値提供できることが他社にはない強みだと感じています。
SDGsコンサルティング部へ異動した経緯を教えてください。
竹下 入社後しばらくしてから、大手物流企業の「環境活動報告書」を制作する案件を手掛けました。その企業がいかに環境に配慮した活動をしているのかを取材し、SDGsの17のゴールにひも付けて紹介する記事を制作したのです。これをきっかけにSDGsに関心を持つようになりました。その後も、大手企業グループのSDGsの取り組みを紹介する連載を担当するなど、徐々にSDGsに関わることが増えていきました。世の中にも少しずつSDGsの認知度や重要性が高まっていく中で、これらの仕事に非常にやりがいを感じるようになったのです。
また、これまではジャンルを問わず、いろいろな案件に携わってきましたが、何か一つ専門領域を持ちたいという思いもありました。それで、サステナビリティ支援の専門部署である「SDGsデザインセンター」に入り、腰を据えて取り組んでいきたいと考えるようになりました。
今後、挑戦したいことは?
竹下 まずはこれまでの編集者としての経験を生かし、統合報告書制作のノウハウを身につけたいです。将来は、SDGsの分野で編集者、プロデューサーなど様々な立場で幅広くお客様のコンサルティングができたらと思っています。前職では決められたものをひたすら制作していましたが、日経BPコンサルティングでは、直接お客様に会い、お話を聞き、提案することができて、とてもやりがいを感じています。これからもお客様の企業価値向上に貢献できるように頑張っていきたいと思います。