日経BPコンサルティングとグローバルマネジメント研究所(GML) グローバルな企業競争力と最適経営力を高める「グローバル企業力診断」を共同開発
―海外事業・経営企画部門などを対象に提供―

2011年07月01日

株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区、戸田 雅博社長)と株式会社グローバルマネジメント研究所(東京都港区、福住 俊男社長、略称GML)は、「グローバル企業力診断サービス」を共同で開発し、7月1日からサービスを開始した。「グローバル化を促進したい」、「グローバル競争力を強化したい」、「グローバル人財を育てたい」と考えている企業を対象に提供する。特に、海外売上比率3割以上を目指している事業部門、海外事業企画部門、グローバル戦略立案部門、経営企画部門が診断結果を活用することを想定している。

この診断サービスは、グローバルな事業運営のレベルを測定する上でキー・ファクターとなる約80の診断項目にアンケート形式で回答してもらうことで、受診企業の実力を診断し、改善すべき課題を提言するもの。回答結果を分析する際には、マーケティング力、イノベーション力など11テーマで構成する「グローバル競争力」と、組織戦略、人事戦略など6分野で構成する「グローバル最適経営力」の2方向から分析できる仕組みとした()。グローバル競争力については、現状の実践度だけでなく、優先順位を組み合わせた2軸で診断することで、改善ポイントを浮き彫りにする。

診断結果は、受診企業の社内の属性別(部門や拠点など)、あるいは社外のベンチマーク調査結果(グローバル先進企業、日本企業平均)と比較することで、受診企業の特徴や強み・弱みを明らかにする。

日経BPコンサルティングはアンケート調査の実務や定量的分析を主に担当し、GMLはグローバル経営分野での専門的な知見に基づく定性的分析や、診断後の専門サービス(グローバル人事制度設計など8つのメニュー)を主に担当する。

グローバル事業を展開するための企業力は、中国などの新興国需要の勃興や、人口減少や東日本大震災による国内需要の減退、世界規模での競争の激化を背景として、より強く求められている。日経BPコンサルティングとGMLは、グローバル分野での診断サービスと診断後の専門サービスを用意することで、日本企業のグローバル経営を支援する。

このニュースリリースでの発表内容は、企業の人財/組織戦略のための専門イベント「ヒューマンキャピタル2011」(主催:日経BP社、会期:2011年7月6日~8日、会場:東京国際フォーラム)でも公開する。

図 グローバル競争力モデル グローバル最適経営力モデル 
図●グローバル競争力モデル グローバル最適経営力モデル

株式会社グローバルマネジメント研究所(Global Management Laboratory Inc.)
 「クライアントのグローバル最適経営を実現する」をミッションとし、世界を舞台とする企業の経営力と人財力を高め、グローバル最適なビジネスの仕組みを作ることにより、真のグローバル企業への成長・発展を支援するコンサルティングおよび人財育成サービスを提供。2005年7月に設立。その後、中国・上海とベトナム・ハノイにも進出し、日本と連携を取りながら、主に日系製造業へ各種サービスを提供。社長の福住俊男は、グローバル企業である米系コンサルティング会社(現:アクセンチュア)で26年間コンサルタントおよび経営者としての経験を有し、グローバル経営分野の著書として「2010年グローバル勝ち組企業の条件」(2006年2月、英治出版)、監訳「グローバルアカウントマネジメント入門」(2009年2月、英治出版)がある。

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