日経BPコンサルティング調べ 「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査2026-2027」10月30日発行・発売

大学スマホ・サイト評価、慶應義塾大学が212ランクアップの大躍進

— 総合ランキング・トップ4校は順位を堅守 —

株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区)は、大学のスマートフォン・サイト(以下、スマホ・サイト)を使いやすさの観点から評価する「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2026-2027」の結果をまとめた。調査対象は252校。総合ランキング1位は名古屋市立大学と北海学園大学、3位に東京工芸大学、4位に工学院大学が入り、上位4校は前回と同じ順位を維持した。順位の上昇幅が最も大きかったのは慶應義塾大学。前回の225位から13位に順位を上げた。同大学は2026年4月にサイトを全面リニューアルした。新サイトの特徴の一つは白い背景を基調とし、写真や文字の周囲に十分な余白を設けたデザインである。このリニューアルにより読みやすさと操作性が向上し、スコアの上昇につながった。

ポイント

  • 1位は名古屋市立大学と北海学園大学。名古屋市立大は4度目、北海学園大は3度目の1位
  • 慶應義塾大学が225位から13位へ急伸。読みやすく、操作しやすい新デザインにリニューアル
  • 新たにトップ20入りしたのは慶應義塾、実践女子、広島修道、大妻女子、日本女子の5校

調査結果データ

名古屋市立大学と北海学園大学、1位獲得の回数を伸ばす

本調査は2015年から毎年実施しており、名古屋市立大学は2019年と2020年、そして2025年に1位を獲得しており、今回が4度目。北海学園大学は2022年と2025年に1位に選出されており、今回が3度目となる。

コンテンツも刷新された慶應義塾大学サイト

慶應義塾大学サイトの今回のリニューアルではサイト内のコンテンツも大きく改善されている。学部紹介を見ると、以前は各学部サイトにそれぞれの方法で掲載されているページを見るしかなかった。リニューアル後はどの学部も統一された形式で掲載されており、見やすく、比較もしやすくなった。複数あるキャンパスのページでは、以前は各キャンパスと学部との関係が把握しにくかった。リニューアル後はどの学部の何年生が通うのかが明記されている。これらの改善により、本調査でコンテンツを評価する診断項目のスコアも向上した。

今回、新たに総合ランキングのトップ20に入ったのは、慶應義塾大学(13位)、実践女子大学(15位)、広島修道大学(18位)、大妻女子大学(19位)、日本女子大学(20位)の5校だった。

審査基準について

スマホは画面が小さいため、文字が見にくい、あるいは操作がしにくいといったユーザビリティ上の問題が出やすい。米Appleや米Googleはスマホ・アプリ開発者向けにガイドラインを出している。スマホ・サイトを作る場合もこれらのガイドラインに準じて作成されることが多い。ただし、スマホは機種が多く、すべてのスマホに該当する評価基準は設定しにくい。ましてや同じ評価基準で複数のサイトを評価する調査は極めて少なかった。日経BPコンサルティングでは、日本で普及している機種グループである4.7インチ画面のiPhoneを対象機種と定め(※)、これまでのPC向け大学サイト診断で培ったノウハウを盛り込んだ独自の審査基準を作成した。8つの審査カテゴリー(指標)で構成されている。米Appleや米Googleのガイドラインを参考にした。詳しくは「総合スコアの算出方法」を参照。

現在はiOS26を搭載したiPhone SE(第3世代)が該当機種

参考資料

【総合ランキング TOP20(2026年)】
順位 大学名 総合スコア 前回の順位
総合ランキング1位
名古屋市立大学
97.33
1位
総合ランキング1位
北海学園大学
97.33
1位
総合ランキング3位
東京工芸大学
96.00
3位
総合ランキング4位
工学院大学
89.33
4位
総合ランキング5位
金城学院大学
88.89
7位
総合ランキング6位
西日本工業大学
85.11
8位
総合ランキング7位
青山学院大学
80.67
10位
総合ランキング8位
明治学院大学
80.56
13位
総合ランキング9位
立教大学
80.33
15位
総合ランキング10位
帝京大学
79.33
14位
総合ランキング11位
東京工科大学
79.00
9位
総合ランキング12位
静岡県立大学
78.78
18位
総合ランキング13位
慶應義塾大学
78.67
225位
総合ランキング14位
駒沢女子大学
78.44
6位
総合ランキング15位
実践女子大学
78.33
27位
総合ランキング16位
東京都市大学
77.67
5位
総合ランキング17位
北海道科学大学
77.44
11位
総合ランキング18位
広島修道大学
77.00
27位
総合ランキング19位
大妻女子大学
75.78
22位
総合ランキング20位
日本女子大学
75.67
23位
総合ランキング20位
大阪電気通信大学
75.67
20位
【順位上昇幅ランキング TOP20(2026年)】(今回100位以内に入ったサイト限定)
上昇幅
ランキング
大学名 今回の順位 前回の順位
上昇幅ランキング1位
慶應義塾大学
13位
225位
上昇幅ランキング2位
共立女子大学
24位
185位
上昇幅ランキング3位
立命館大学
43位
155位
上昇幅ランキング4位
大阪学院大学
87位
188位
上昇幅ランキング5位
創価大学
79位
156位
上昇幅ランキング6位
中部大学
57位
128位
上昇幅ランキング7位
滋賀大学
55位
115位
上昇幅ランキング8位
松山大学
90位
143位
上昇幅ランキング9位
京都先端科学大学
50位
102位
上昇幅ランキング10位
国学院大学
48位
96位
上昇幅ランキング11位
中央大学
41位
88位
上昇幅ランキング12位
帝京科学大学
38位
84位
上昇幅ランキング12位
長崎県立大学
52位
98位
上昇幅ランキング14位
電気通信大学
88位
130位
上昇幅ランキング14位
亜細亜大学
97位
139位
上昇幅ランキング16位
お茶の水女子大学
99位
134位
上昇幅ランキング17位
東京経済大学
49位
83位
上昇幅ランキング18位
京都外国語大学
84位
110位
上昇幅ランキング18位
下関市立大学
88位
114位
上昇幅ランキング20位
京都府立大学
37位
61位

総合スコアの算出方法

以下に示す8つの審査カテゴリー(指標)について、合計47の審査項目を設定した。

  1. ① 通信への配慮 : 表示は速いか、通信量は多くないか確認するカテゴリー
  2. ② 見やすさ : 文字の大きさ、表や画像の見やすさなどを評価するカテゴリー
  3. ③ 操作のしやすさ : タップ領域やスクロールのしやすさを評価するカテゴリー
  4. ④ トップページ・ユーザビリティ : トップページのナビゲーション機能を評価するカテゴリー
  5. ⑤ サイト・ユーザビリティ : サイト内を巡るときのサポート機能を評価するカテゴリー
  6. ⑥ メインコンテンツへのアクセス : 主要コンテンツの有無とアクセスのしやすさを評価するカテゴリー
  7. ⑦ サイト内検索 : 検索の精度を評価するカテゴリー
  8. ⑧ インタラクティブ : 交通アクセスや問い合わせ案内を評価するカテゴリー

審査項目ごとに、クリアすれば「1点」、そうでなければ「0点」と採点した。総合スコアはこれら審査項目の点数に重み付けをして、合計100点満点でスコア化した。

調査対象サイト

調査対象はスマホ・サイトを提供している国立大学、公立大学、私立大学のうち、学部学生数の多い大学(国公立大学で2,000人以上、私立大学で3,000人以上)。これに一部の大学を加え、合計252サイトとした。内訳は国立大学64校、公立大学20校、私立大学168校。医科大学や薬科大学などの単科大学は除いた。(調査実施期間:2026年6月中旬~9月中旬)

報告書の内容

https://consult.nikkeibp.co.jp/service/branding/assessment/univ-sp-site-ux/

日経BPコンサルティング

日経BPの全額出資子会社。「調査・コンサルティング」「企画・編集」「制作」など、コンサルティングやコンテンツ関連のマーケティング・ソリューションを提供している。(本社:東京、設立:2002年3月1日。資本金:9,000万円)

このリリースと商品に関するお問い合わせ先

株式会社日経BPコンサルティング ブランドコミュニケーション部 福田孝太 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4-3-12

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