「調達方針」などが作れない
- 何から手をつければいいか分からない
- 社内の承認プロセスが不明確
あなたの課題はどれですか?クリックで解決策へ移動します。
方針策定からPDCA運用まで、実務に即した5フェーズで解説します
サプライチェーン全体のサステナビリティ活動の土台となる、自社の調達方針とサプライチェーン方針を策定します。
国際的なスタンダードや業界規定を確認し、特有の課題を認識します。自社へ向けた調達方針とサプライヤーへ向けたサプライヤー方針(ガイドライン)を策定します。
方針は取締役会の承認を経て制定します。
行動規範は契約の一部となるため、法務レビューが必須です。
新規契約時に行動規範の遵守義務を明記。既存契約については、更新時に追加するか、覚書で補完。違反時の対応(改善要求・取引停止など)も明確化します。
社内調達担当の調達方針への理解を促し、パートナーであるサプライヤーへも方針の共有と理解を求めます。
現場の調達担当者に、具体的な業務への影響と手順を説明。「何を」「いつまでに」「どうやって」を明確にし、質疑応答の時間を十分に取ることで理解と協力を得ます。
新規サプライヤー選定時のチェックリストに追加、既存サプライヤーの定期評価項目に組み込むなど、仕組みとして定着させます。属人化を防ぎ、継続性を確保します。
既存のサプライヤーへサプライヤー方針を送付し、賛同の署名を収集します。
サプライヤーに向けて、自社の方針を説明し、遵守して欲しいこと、協力いただきたいことの説明を行います。
既存のサプライヤーへサプライヤー方針を送付し、賛同の署名を収集します。
日頃から関係を築いている担当者から説明することで、信頼関係を活かした円滑なコミュニケーションが可能に。一方的なメール送付ではなく、対話の機会を設けます。
定期的なアンケート調査等を実施し、サプライチェーンにおける環境や人権等のリスクを特定・分析します。
自社の資材調達状況を確認し、サプライチェーン上で発生可能性のある課題を洗い出します。
洗い出した課題や、業界標準のテンプレートなどを基に課題を5-7項目に絞り込み、アンケートを作成します。
全サプライヤーに一斉配布するのではなく、購買額・代替困難性・リスクの高さなどで優先順位をつけ、上位20%から開始。段階的に拡大することで運用負荷を分散します。
本社からの一斉メールではなく、日常的にやり取りしている担当者から個別に依頼。重要性を口頭で説明し、疑問点にその場で答えることで、回答率が大幅に向上します。
回答期限の1週間前を目安に、未回答先にリマインドを送付。催促ではなく「ご不明点があればサポートします」という姿勢で、協力を促します。
リスクを抱えている可能性のあるサプライヤーを洗い出し、是正活動の提案をします。
詳細すぎる評価基準は運用が困難です。A(優良)・B(標準)・C(要改善)の3段階程度で、各項目の配点と判定基準を明確化。客観性を保ちつつ、実務で使える仕組みを構築します。
回収したアンケートを策定した基準に基づいて評価。複数人でクロスチェックを行い、評価のばらつきを防ぎます。評価結果はデータベース化し、経年変化の追跡を可能にします。
Cランク判定されたサプライヤーを抽出し、リスク内容を詳細に分析。重大な違反(児童労働、環境汚染など)は優先対応、軽微な不備は段階的改善と、メリハリをつけた対応を計画します。
評価結果を共有し、具体的な改善ポイントを指摘。一方的な要求ではなく、改善のための支援(情報提供、ベストプラクティスの共有など)も併せて提案します。
Corrective Action Plan(是正措置計画)を作成・提出してもらいます。「いつまでに」「何を」「どのように」改善するかを明記させ、実現可能性を確認。必要に応じて計画の見直しを支援します。
改善状況を定期的に確認。進捗報告を求め、必要に応じて追加支援や再評価を実施。改善が見られない場合は、取引縮小や代替サプライヤーの検討も視野に入れます。
サプライチェーン管理体制を見直し、管理体制を強化します。
測定できないものは改善できません。アンケート回収率、高リスクサプライヤー数、改善完了率などの指標を設定し、定期的にモニタリング。経営層への報告や次年度計画の根拠とします。
散在しているサプライヤー情報を統合・整備。社名、住所、連絡先、取引額、業種、評価履歴などを一元管理できるデータベースを構築。重複や表記ゆれを解消します。
担当者によって入力方法が異なると、データ活用が困難に。入力項目、書式、更新タイミングなどを標準化し、マニュアルを整備。定期的に研修を実施して浸透を図ります。
自社内のみで効率的な体制構築が難しい場合、外部システムの導入等を検討します。
段階的な取り組みで、持続可能なサプライチェーン管理体制を構築します
| フェーズ | 期間目安 | 主なタスク |
|---|---|---|
| フェーズ1方針策定 | 1~3ヶ月 | 調達方針・サプライヤー行動規範の整備、契約書への条項追加 |
| フェーズ2サプライヤーへの展開 | 3~6ヶ月 | サプライヤーへの規範の周知、賛同の収集 |
| フェーズ3サプライヤーのリスク評価 | 6~12ヶ月 | 優先サプライヤーの定義づけ、発生可能性のあるリスクの洗い出し、リスク評価(アンケート等)の実施 |
| フェーズ4評価・改善 | 12ヶ月~ | サプライヤーへの是正活動の実施 |
| フェーズ5運用・高度化 | 12ヶ月~ | サプライチェーン管理体制の見直し、高度化 |
サプライチェーン管理の必要性は、企業規模ではなくサプライヤーとの関係性、調達する資材、調達先地域、資材を巡る市場状況などの影響を受けます。まずは、サプライチェーン上に発生しうるリスクの洗い出しを行ってください。
サプライチェーン上で発生し得るリスクにはどのようなものがあるのか、リスクは自社の事業状況にどのような影響を与える可能性があるのかを検討し、発生可能性を防ぐための活動を行ってください。
サプライチェーン管理システムは、サプライヤーのリスク評価、是正活動等のサプライチェーン管理体制をサポートします。サプライチェーン管理をどこまで強化したいかを検討したうえで、必要な場合に導入してください。
自社の事業活動・事業戦略を見直し、サプライチェーン上でのリスクがどのように影響するのかを分析し、事業戦略やサステナビリティ課題の中で、サプライチェーン管理の優先度を判断してください。
豊富な実績に基づいた専門チームが、貴社のサプライチェーン管理を強力にサポートします
自社のサプライチェーンにおける重要課題(マテリアリティ)を特定し、優先的に取り組むべき領域を明確化します。
経営層への説明資料作成から社内規程整備まで、持続可能な経営体制の構築をトータルにサポートします。
自社に最適化されたアンケートの設計から、サプライヤーへの配布・回収フォローまで一括して支援します。
サプライヤーへのサステナビリティ対応の必要性説明から、実践的な研修プログラムの提供まで行います。
EcoVadisの評価項目に沿ったサプライヤーの回答支援と、スコアアップのためのアドバイスを提供します。
サプライチェーンのサステナビリティ活動を対外的に発信するための報告書・開示レポートの制作を支援します。