大学広報メディアアワード2025

受賞作品発表
日経BPコンサルティング 大学ブランド・デザインセンター(BDCU)は、全国の大学における広報活動がこれまで以上に活性化することを目指し、「大学広報メディアアワード」を開催いたしました。多様な手法・手段で日々展開される広報活動には、大学の未来を創るための知恵と情熱が注がれています。本アワードは、その中でも特に優れた企画、構成、デザイン、メッセージを持つ作品を顕彰するものです。受賞作品の数々を、ぜひご覧ください。
※本アワードは「ブランド・ジャパン25周年記念企画」として実施しています。
主催
日経BPコンサルティング 大学ブランド・デザインセンター(BDCU)
対象期間
2024年4月1日~2025年3月31日

対象期間内に発行・掲載された制作物・コンテンツ

広報誌部門 金賞Brochure Category Gold Award

秋田県立大学

センパイの研究のルーツにせまる研究情報誌『Roots』

受賞理由
ターゲットと目的を絞り込んで設定することで、少ない情報量でも読みやすく深い内容で、秋田県立大学の実像を見事に描いている。少子化の中で明確な志望動機を持つ受験生が増え、量ではなく受験生の質を高める可能性があるという点で大いに評価できる。
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高知県立大学

人生図鑑

受賞理由
県立大学としての地域密着性、人材の多様性、何よりも人生グラフの訴求力が素晴らしかった。どんな人でも一生を通じて順風満帆というわけにはいかず、どこかで壁に当たる時が来る。そんな時に戻る場所を提供してくれるのが大学であり、学び直しのための基礎的な力とエネルギーを与えてくれる大学の果たす役割が凝縮されていた。
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長崎大学

Choho Vol.86

受賞理由
ターゲットと目的を明確にしたことによって、コンテンツの選択と構成、クリエイティブワークが一体化し、結果的に自然環境に育まれる校風を感じさせる。卒業生や関係者が定期購読したくなる出来栄えになっている。学生と教員が同じ地平に立って研究に邁進する姿が募金集めにも良い影響を与えると想像する。
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デジタルコンテンツ部門 金賞Digital Content Category Gold Award

北見工業大学

北見工業大学ブランドサイト

受賞理由
北見という寒冷地にあり、理系を目指す最近の学生の中では、AIやデータアナリストに押されている「工業分野」に立脚するという大学の長所を良く表現している内容で、好印象を受けた。立地の自然環境を前面に押し出すのみならず、北見でなければできない研究、北見で手掛けた方が成果が出る研究分野を取り上げて紹介しており、「なぜ北見で工学を学ぶのか」という最も基本的で重要な点を訴求できている点は高く評価したい。
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大阪大学

大阪大学Dialogue

受賞理由
「Dialogue」というテーマが秀逸。非常に現代的かつ可能性を感じる。学外との対話をコンテンツの軸に据えたことで、閲覧する側の基本姿勢を生み出し、内容を理解させやすくしている。医学、経済学、工学などすべての分野で実業に近い研究で成果を上げている大阪大学らしく、双方向性を目指したオウンドメディアが、研究内容のアピール媒体としてうまく機能している印象を受けた。
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関西学院大学

ブランドサイト「Mastery for Service」

受賞理由
「Mastery for Service」という関西学院大学の精神にふさわしい、プレーンでシンプルな構成が素晴らしい。在学する人から多くの卒業生まで、関西学院大学で学んだ人たちの人柄を彷彿とさせている。大学の寄って立つところを過不足なく伝えており、伝統校の強みが表れているデジタルコンテンツだと拝見した。私学の良さである方針と哲学を感じさせる良いサイトだった。
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動画コンテンツ部門 金賞Video Content Category Gold Award

国際教養大学

Twenty Years of AIU / 国際教養⼤学20年の歩み

受賞理由
膨大な取材量、映像の取れ高が要求されるドキュメンタリー番組に匹敵する完成度。抑えのきいた映像表現が、逆に短期間で驚くべき実績を上げてきたAIUの知られざる凄みを感じさせる。一流大学の一角を占めることに甘えないメッセージは、一大学の広報としての枠を超えて、日本の高等教育に問題を投げかけるほどのパワーを持つ。真の広報と言える一本。
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近畿大学

近大UP

受賞理由
関西には東京圏にはない独特のエネルギーが充満しているが、近畿大学にも同じ活力とエネルギーを感じさせられる面がある。関西と近代の良さをテンポよく表現できており、最も印象に残った1校の一つに。オリジナリティが強く、すでにテレビ番組や流行している動画コンテンツにあるものの二番煎じではないというところも好印象だった。
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高校生の視点から選ばれた、最も共感を呼んだ作品

動画コンテンツ・次世代高校生共感部門 金賞 Next-Generation High School Students' Empathy Award

昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部

昭和音楽大学~Welcome to Showa University of Music~「わたしが夢中になれる場所」

受賞理由
この動画にあえて言葉が無かったのも、音大だからこそだろう。楽器の音と映像だけで、大学の魅力を伝えようという意図を感じる。みんなが自分のやりたいことをやって頑張っている姿が、キラキラ輝いてみえて、素敵。私たちと同じ高校生側からの目線ということに、親近感が湧く。
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銀賞・銅賞受賞作品一覧Works List

部門 大学名 作品 リンク
広報誌 銀賞 福井大学 ふくだいプレス50号 閲覧新規タブで開く
広報誌 銀賞 流通経済大学 流通経済大学 REAL MAGAZINE 2025 閲覧新規タブで開く
広報誌 銅賞 札幌大学 コンセプトブック2026「Colorful Voice Vol.2」 閲覧新規タブで開く
広報誌 銅賞 大阪大学 DOEFF 閲覧新規タブで開く
デジタルコンテンツ 銀賞 東洋大学 TOYO COMPASS2024(Web版) 閲覧新規タブで開く
デジタルコンテンツ 銀賞 千葉大学 CHIBADAI NEXT(チバダイ・ネクスト) 閲覧新規タブで開く
デジタルコンテンツ 銅賞 立教大学 立教学院創立150周年記念サイト 閲覧新規タブで開く
デジタルコンテンツ 銅賞 明治大学 Meiji.net 閲覧新規タブで開く
デジタルコンテンツ 銅賞 大阪大学 大阪大学ホームページ 閲覧新規タブで開く
デジタルコンテンツ 銅賞 摂南大学 「挑む、楽しむ。」プロジェクト(愛称:むむプ)特設サイト 閲覧新規タブで開く
デジタルコンテンツ 銅賞 関西大学 ビジネスデータサイエンス学部 特設LP 閲覧新規タブで開く
動画コンテンツ 銅賞 室蘭工業大学 YELL-MUROKOUDAI-Joshi Real Life- 閲覧新規タブで開く
動画コンテンツ 銅賞 昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部 昭和音楽大学~Welcome to Showa University of Music~ 「わたしが夢中になれる場所」 閲覧新規タブで開く
動画コンテンツ・
次世代高校生共感部門
銀賞 青森中央学院大学 等身大のその先へ 閲覧新規タブで開く
動画コンテンツ・
次世代高校生共感部門
銅賞 明治大学 「Meijing」web movie 閲覧新規タブで開く
動画コンテンツ・
次世代高校生共感部門
銅賞 名古屋工業大学 名古屋工業大学 紹介動画 -VOICEs from NITech- 閲覧新規タブで開く
動画コンテンツ・
次世代高校生共感部門
銅賞 藍野大学 YouTube動画 【藍野大学 臨床工学科「手術実践実習」】 閲覧新規タブで開く
部門 広報誌
銀賞
大学名 福井大学
作品名 ふくだいプレス50号
リンク
部門 広報誌
銀賞
大学名 流通経済大学
作品名 流通経済大学 REAL MAGAZINE 2025
リンク
部門 広報誌
銅賞
大学名 札幌大学
作品名 コンセプトブック2026「Colorful Voice Vol.2」
リンク
部門 広報誌
銅賞
大学名 大阪大学
作品名 DOEFF
リンク
部門 デジタルコンテンツ
銀賞
大学名 東洋大学
作品名 TOYO COMPASS2024(Web版)
リンク
部門 デジタルコンテンツ
銀賞
大学名 千葉大学
作品名 CHIBADAI NEXT(チバダイ・ネクスト)
リンク
部門 デジタルコンテンツ
銅賞
大学名 立教大学
作品名 立教学院創立150周年記念サイト
リンク
部門 デジタルコンテンツ
銅賞
大学名 明治大学
作品名 Meiji.net
リンク
部門 デジタルコンテンツ
銅賞
大学名 大阪大学
作品名 大阪大学ホームページ
リンク
部門 デジタルコンテンツ
銅賞
大学名 摂南大学
作品名 「挑む、楽しむ。」プロジェクト(愛称:むむプ)特設サイト
リンク
部門 デジタルコンテンツ
銅賞
大学名 関西大学
作品名 ビジネスデータサイエンス学部 特設LP
リンク
部門 動画コンテンツ
銅賞
大学名 室蘭工業大学
作品名 YELL-MUROKOUDAI-Joshi Real Life-
リンク
部門 動画コンテンツ
銅賞
大学名 昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部
作品名 昭和音楽大学~Welcome to Showa University of Music~ 「わたしが夢中になれる場所」
リンク
部門 動画コンテンツ・次世代高校生共感部門
銀賞
大学名 青森中央学院大学
作品名 等身大のその先へ
リンク
部門 動画コンテンツ・次世代高校生共感部門
銅賞
大学名 明治大学
作品名 「Meijing」web movie
リンク
部門 動画コンテンツ・次世代高校生共感部門
銅賞
大学名 名古屋工業大学
作品名 名古屋工業大学 紹介動画 -VOICEs from NITech-
リンク
部門 動画コンテンツ・次世代高校生共感部門
銅賞
大学名 藍野大学
作品名 YouTube動画 【藍野大学 臨床工学科「手術実践実習」】
リンク

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総評Review

大学広報関係者の皆さまとお会いするたびに、いつも感じることがありました。少子化が進み、大学間の競争が激しくなる中で、学内の限られた人員で、多種多様なステークホルダーに向けて情報を発信し続けている。そのご苦労と熱意には、いつも頭が下がる思いがしました。

皆さまの素晴らしい仕事に、もっと光を当てられないだろうか。日々の奮闘を一度立ち止まって振り返り、次への活力が得られるような場をつくりたい。そして、お互いの知恵や工夫を共有し、建設的な議論ができる機会にできないだろうか。そうした思いから、このアワードは始まりました。幸いにも、私たちの思いに多くの方が共感してくださり、全国から189点もの意欲的な作品が集まったことに、審査員一同、大きな喜びを感じています。

さて、今年集まった作品全体を見渡して、デジタルメディア、特に動画とウェブサイトの表現力が、かつてに比べて驚くほど向上していることに気付かされました。もはや単なる情報伝達のツールではなく、作り手の体温が感じられるような、深い共感を呼ぶ「物語」を紡ぎ出していました。もちろん、紙媒体である広報誌もそれは同様で、紙の特性を深く理解し、読者一人ひとりと丁寧に向き合おうとする、質の高い作品との出合いが数多くありました。デジタルとアナログ、それぞれのメディアの価値を改めて問い直すような皆さまの挑戦が、アワード全体のレベルをぐっと引き上げてくれたように思います。

その中でも、金賞、銀賞、銅賞に輝いた作品には、一つの共通点がありました。それは、卓越した「構成力」です。誰に、何を一番伝えたいのか。そのメッセージがぶれることなく、企画からデザイン、言葉の隅々にまで一本の芯として貫かれていました。学生たちが主役となっている作品や、大学が持つ「知」を地域・国際社会のために役立てようとする作品も、私たちの心に強く響きました。そして、大学広報が、一方的に情報を発信するだけでなく、様々な人々を巻き込み、対話を生み出す「共創」の場になる、そんな未来を感じさせる作品が多々ありました。

今回、惜しくも3賞には届かなかったものの、奨励賞として表彰させていただいた作品も、企画の面白さなど、本当に魅力的なものばかりでした。部分的に見れば、上位入賞作と何ら遜色のない、素晴らしい点がたくさんありました。もしあえて、その差を言葉にするならば、それは「メッセージの焦点化」だったのかもしれません。自分たちの大学の魅力を、あれもこれも伝えたいという熱い思いが、かえって一番届けたいメッセージの輪郭を、ほんの少しだけぼやけさせてしまった。読者が受け取る印象の違いは、そんな本当にわずかな差から生まれたように感じます。「誰に、何を、なぜ伝えるのか」という原点に立ち返ることで、皆さまの素晴らしい取り組みは、きっと、もっと深く、もっと多くの人の心に届くはずです。

このアワードが、皆さまにとって自分たちの仕事を誇りに思い、次の一歩を踏み出すための小さなきっかけとなれば、これに勝る喜びはありません。大学という知の拠点から生まれるメッセージが、社会をより豊かに、未来をより明るく照らす力を持っていることを、皆さまの作品が、改めて教えてくれました。来年、さらに進化した皆さまの作品に会えることを、心から楽しみにしています。

日経BPコンサルティング ブランド本部長
大学ブランド・デザインセンター長
吉田 健一

プレスリリース

本アワードに関するプレスリリースを公開しています。

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アワード概要Outline

大学広報メディアアワード2025とは

日経BPコンサルティング大字ブランド・デザインセンター(BDCU)は、全国の大学における広報活動がこれまで以上に活性化することを目指し、その取り組みの一環として、「大学広報メディアアワード」を開催します。
全国800の大学が発行する、多種多様な広報メディア。紙、デジタル、動画など、形式はさまざまです。それぞれが大学の個性や取り組みを伝えるために、に日々改良され、発行されています。本アワードは、そうした各大学が発行する広報メディアについて、その価値が認められる場となることを願っています。

アワード公式サイトを見る

募集部門Category

  • 1

    広報誌部門

    (紙、デジタルブック、Webサイトなど、形式は問わない)

    大学が発行する公式な情報誌。在学生、卒業生、教職員、受験生、企業関係者、地域社会など多様な読者に向けて、大学の最新情報や魅力を発信する媒体。教育・研究活動の紹介、学生・教員の活躍、卒業生インタビュー、ビジョンや取り組みなどを掲載し、大学のブランド価値向上や認知度の向上を目的とするもの。また、社会とのつながりを深め、大学の理念や特色、存在意義を広く伝える役割も担う。
    ※ 財務諸表や統合報告書、大学案内、学術誌(学術雑誌)等を除く

  • 2

    デジタルコンテンツ部門

    (ブランドサイト、デジタル媒体をタッチポイントにするコンテンツ)

    広報誌と同趣旨の、大学のブランド価値向上や認知度の向上のために、作成されたWebサイトやデジタルコンテンツ。

  • 3

    動画コンテンツ部門

    (YouTubeやSNS、貴学Webサイトなどに、掲載した動画)

    Webサイトのメインビジュアルに掲出したり、動画共有プラットフォームなどで共有された動画。学部や専門的な教育に限定したものではなく、全学のブランディングに寄与することを目的とし、大学の活動や情報を学内外の関係者に伝えるために制作した動画。

審査についてReview

審査方法

  • 1

    一次審査

    事務局による応募要項との適正確認、審査委員6名による評価

  • 2

    二次審査

    審査委員3名による評価(外部審査委員含む)

  • 3

    最終審査

    特別審査委員、審査委員計3名による評価(外部審査委員含む) (企画/設計/独創性/デザイン/テキストの5項目で評価)

各部門で金賞・銀賞・銅賞を選出予定

スピンオフ審査企画

次世代高校生共感部門

募集部門の中の、③動画コンテンツ部門については、高校生による審査も実施します。大学の各種動画が高校生にはどのように伝わっているのか、結果から次の企画や改善の手掛かりが得られるかもしれません。

大学ブランド・デザインセンター(BDCU)について

大学ブランド・デザインセンター(BDCU:Brand Design Center for Universities)は、日経BPコンサルティングが運営する、大学のブランディングと広報活動を支援する専門組織です。

大学の個性と魅力を社会に効果的に伝えるための調査・分析、コンサルティング、デザイン制作などを提供し、大学のブランド価値向上を支援しています。

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