『未来予測レポート』は、シリーズ累計で1200社を超える企業が導入。
経営企画部門、研究開発部門、事業開発部門などで戦略ツールとしてご利用いただいています。
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◆エレクトロニクス編 ネット・サービス編
◆総合カタログ2013
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新たな「機能飢餓」の時代へ
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エレクトロニクス編
日本メーカー逆襲のシナリオ。
日本の基幹産業は、エレクトロニクス、自動車、エネルギーを中心とする「ものづくり」である。しかし、新興国が先進国に頼らず低コストで工業製品を生産できるようになり、し烈な価格攻勢が多くの日本メーカーを苦しめている。価格競争で新興国に挑むのは「自殺行為」に等しい。新たな逆襲の戦略立案が急務といえるだろう。
クラウドの浸透と共に、「ハード」という概念そのものが変わり始めている。クライアントは多様化する一方、処理の中心はデータセンター側へシフトしている。今後クラウドが進化する中で、コンテンツやアプリケーションは、ネットワークを通じて「サービス」として利用するものになっていく。このいわば「ハード・ソフトのサービス化」は、エレクトロニクス業界に大きな変革を迫ることになるだろう。
これからは、「ハード」「ソフト」という捉え方を根底から改め、「ハードとソフトは一体のビジネス」と認識すべきであろう。この典型は、アップル社のビジネスモデルだ。2001年のiPodを手始めにiPhone、iPad 、Apple TVを投入し、iTunes Storeでコンテンツ、サービスを提供している。これは「ハード・ネット・ソフト」が融合したプラットフォーム・ビジネスである。ユーザーは「いいモノ」ではなく、「楽しいコト」を求めて製品を購入し、サービスを利用する。エレクトロニクス分野でこれから起こる変化は、一言でいえば安く、早く、大量にという「戦後スキームの終焉」であり、「21世紀型ものづくり」の幕開けである。これからのメーカーは、単にモノを作る企業では存続していけなくなるだろう。そしてこの動きは、ICT、自動車、エネルギー、医療・健康、食料、バイオなど様々な分野へ広がっていく。

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ネット・サービス編
ビジネスモデルが変わる。
「クラウド」がビジネスにもたらす最大の変化は「サービス化」が進むことである。ブロードバンドで常時接続することで、「コンテンツ」や「アプリケーション」はネットワークの向こう側に置かれ、それらは「サービス」として利用できるようになりつつある。ストレージといったハードで実現していたものも、どんどん「サービス」として提供されるようになってきた。
ハード・ソフトの「サービス化」のキーワードの一つは、「センサーネットワーク」である。好例は建機メーカーのコマツが開発した「KOMTRAX」だ。コマツは、建機にGPSや様々なセンサーを搭載している。そのデータを活用した「KOMTRAX」は、例えば稼働状況を把握した上で定期点検や消耗品の交換を支援したり、位置情報をトラッキングすることで盗難を防止するなどのサービスを提供している。これによって商品価値を高めるだけでなく、継続的なビジネス機会を得ることにも成功している。
センサーも含めた「クラウド・コンピューティング」は、これから本格化する。例えば自動車は、ネット・サービス化することで「走る以上」のものになっていく。ディスプレイは各席に設置され、現在のカーナビ機能以外に、音楽・映像・ゲーム、事故/故障時対応、レストラン/ホテル予約、パーキング/充電案内など様々なサービスが、音声インタフェースの本格普及とあいまって自動車に注ぎ込まれることになる。このサービス化の潮流は、エネルギー、医療・健康、農業、住宅、セキュリティ、さらには流通・販売など幅広い分野に広がり、マーケティングやビジネスモデルの変革につながっていく。

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未来予測レポート・シリーズ著者より
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たなか・さかえ● 90年、早稲田大学政治経済学部卒業。同年(株)CSK入社、社長室所属。CSKグループ会長・故・大川功氏の下で事業計画の策定、業績評価など、実践的な経営管理を学ぶ。93年マイクロソフト(株)入社。WordおよびOfficeのマーケティング戦略を担当。98年ビジネスプランナーとして日本法人の事業計画立案を統括。02年12月に同社を退社後、03年2月(株)アクアビットを設立、代表取締役に就任。主な著書は『未来予測レポート2011-2025 全産業編』『未来予測レポート2012-2025 医療・健康編/食料・農業編』『未来予測レポート2013-2025 自動車編/エネルギー編』(日経BPコンサルティング)など。北海道札幌市出身、66年生まれ。 |
新たな「機能飢餓」の時代へ
未来予測レポート・シリーズ著者の田中栄と申します。このたび『未来予測レポート』シリーズの最新刊である「エレクトロニクス編」と「ネット・サービス編」を発刊することになりました。すでにシリーズをご活用いただいている方はもちろん、はじめてお聞きになるみなさまにもぜひ最新刊について知っていただきたく、これをお送りさせていただく次第です。
『未来予測レポート』は、シリーズ累計で1200社を超える企業に導入されており、経営企画部門、研究開発部門、事業開発部門などで中長期戦略立案のツールとしてご活用いただいております。新興国の急成長とグローバル化、国内の少子高齢化、テクノロジーの進化、SNSなど新たなプラットフォームの台頭といった潮流が、あらゆる産業界に「不連続な変化」をもたらしています。こうした劇的変化のセンターともいえるのが、「エレクトロニクス」そして「ネット・サービス」の分野でしょう。
日本のものづくりが、新興国メーカーの勃興と低価格攻勢で「総崩れ」に近い状況となり、白物家電、テレビ、パソコンなど製品の成熟化とあいまって、閉塞感が漂っています。一方で、クラウド・コンピューティングの進展は、「ハード」「ソフト」の概念を大きく変えています。例えばテレビが「スマートテレビ」に変わった瞬間から、ハード、ソフト共に新たに研究開発すべきテーマが山ほど出てきます。これが「機能飢餓」という状態です。そして、その先には日本メーカーの逆襲につながる、未開のフィールドが広がっているはずです。過去の常識を捨て、新技術を取り込んで新たな商品やビジネスを創造していくことが、エレクトロニクス産業/ネット・サービス産業に求められています。
この潮流が、業界に再定義せざるを得ないほどの変革を強いることは想像に難くありません。その変革の本質とは何なのか。具体的に何をもたらすのか。それを的確に見通すことこそ、あらゆる企業にとって大きな課題となっています。それなしには、この分野で中長期の事業戦略を立案することなどできないからです。
株式会社アクアビット
代表取締役 チーフ・ビジネスプランナー
田中 栄
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〈エレクトロニクス編〉〈ネット・サービス編〉2分野セット価格:315,000円(税込)
※商品のイメージは、実物と多少異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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