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2007年11月6日
日経BPコンサルティング調べ
――「クレジットカードに関するアンケート」(2007年10月調査)より――
契約時の重視点トップは「信頼性」、
20代、30代は「ポイント」や「特典内容」も重視
日経BPコンサルティングのブランド・ジャパン プロジェクトチームは、2007年10月、日経BPコンサルティングが保有する調査モニターを対象に、「クレジットカードに関する調査」を実施した。今回の調査では、クレジットカードの所有状況や利用頻度、カードを選択する際の重視点、主なクレジットカードに対するイメージなどを尋ねた。
*調査概要
- 【調査期間】
- 2007年10月3日〜10月9日
- 【調査方法】
- WEBアンケート調査
- 【調査対象者】
- 日経BPコンサルティングが保有する調査モニター約24万人
- 【調査告知方法】
- 月刊のメールマガジン「NBPC調査モニター通信」10月号
- 【有効回答数】
- 11,646人
男性:72%、女性:28%
20歳代以下:7%、30歳代:30%、40歳代:37%、50歳代以上:26%
1.「好感を持っている、気に入っている」クレジットカードのブランド:「VISA」、「JCB」が二大想起ブランド
「好感を持っている、気に入っている」クレジットカードを思い浮かぶ順に3つ記述してもらった。第1想起から第3想起までを合計した想起率では、第1位「VISA」(53.3%)、第2位「JCBカード」(46.4%)、第3位「MasterCard」(17.1%)、第4位「セゾンカード」(15.3%)、第5位「AMERICAN EXPRESS」(12.6%)という結果になった(図1)。「VISA」と「JCB」の想起率は圧倒的に高い。この2ブランドの第1想起率は、第3位以下のブランドの全体想起率を上回っている。さらに、第1位の「VISA」と、今回別集計とした「三井住友VISAカード」(5.2%)を合わせると、想起率は58.5%となりJCBを突きはなす。
図1●「好感を持っている、気に入っている」クレジットカードのブランド
2.クレジットカードの利用頻度:4割が「1週間に1回以上」利用
次にクレジットカードを利用する頻度についての質問では、「1週間に2回以上」が20.5%、「1週間に1回程度」が22.8%と、1週間に1回以上利用している人が4割を超えるという結果となった(図2)。1ヶ月に1回以上とすると、8割に至る。一方で「まったく利用しない」は6.4%で1割に満たなかった。
世代別に見ると、「1ヶ月に1回程度」以上の利用者の割合は30代、40代で高くなっている。20代以下では利用頻度は低くなり、「まったく利用しない」と答えた回答者も1割以上存在した(14.1%)。
図2●クレジットカードの利用頻度
3.クレジットカードを所有・利用する目的:約7割の回答者が「ポイントが貯まるから」
続いてクレジットカードの利用者に、カードを所有・利用する理由を尋ねた。最も得票が多かったのは、「ポイントが貯まるから」(68.2%)で、以下、「簡単に支払いができるから」(63.1%)、「現金を持ち歩かなくてよいから」(56.4%)、「利用による割引や特典があるから」(32.5%)の順で続く(図3)。
「ポイントが貯まるから」は回答者全体ではトップだったが、世代別に見るとやや様相が異なる。50代以上の回答者では「ポイントが貯まるから」(59.2%)は三番手に落ち、代わって、「現金を持ち歩かなくてよいから」(64.1%)や「簡単に支払いができるから」(62.4%)と利便性に関する選択肢で高くなった。また、「現金を持ち歩かなくてよいから」は、年齢が上昇するとともに割合も高くなっており、クレジットカードに対する意識に世代間の差が表れた格好となった。
図3●クレジットカードを所有・利用する目的
4.クレジットカード契約時に重視する点:
第1位「信頼性」、第2位「ポイントが貯まること」、第3位「特典・サービス内容」の順
クレジットカードを契約する際に何を重視するかをたずねた設問では、「信頼性」(71.1%)の得票が最も高いという結果となった。次に、「ポイントが貯まること」(56.6%)、「特典・サービスの内容」(45.7%)、「加盟店の多さ」(41.4%)、「セキュリティの堅牢さ」(36.0%)が続いている(図4)。
使用目的と同様、重視項目においても、世代別に特徴が見られる。50代以上では、「信頼性」(76.5%)、「セキュリティ」(45.0%)、「海外での提携先の多さ」(29.6%)が目立って高くなり、逆に「ポイントが貯まること」(46.2%)や「特典・サービスの内容」(35.2%)などは重視度が低くなる。これに比べて、20代、30代の若い年齢層では、クレジットカードそのものの機能や特性よりも、「ポイントが貯まること」や「特典・サービスの内容」といった付加価値がやや重視されやすい傾向にある。
図4●クレジットカード契約時に重視する点
(岡田華織=日経BPコンサルティング ブランド・ジャパン プロジェクトチーム)
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http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/br/ts2008/ブランド・ジャパン:
国内で使用されているブランドを消費者とビジネスパーソンが評価する、日本最大規模のブランド評価プロジェクト。毎年調査報告書を発行し、2007年4月発行の報告書で7回目を迎えた。調査は、消費者としての立場から回答を求める「コンシューマー市場(BtoC)編」(調査対象ブランド1000件)と、ビジネスパーソンとしての立場から回答を求める「ビジネス市場(BtoB)編」(同500件)とから成る。http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/br/bj2007/
日経BPコンサルティング:
日経BP社全額出資の「調査・コンサルティング会社」。2002年3月1日設立。資本金9000万円。調査、研究、コンサルティング、関連する情報・刊行物の出版と関連商品の販売を行っている。